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お薦めの1冊バックナンバー part 21

ビジョンマッピング やる気を創る技術
吉田 典生 著
PHP研究所 2007年1月12日発行 1500円

 自動車メーカーの不祥事によりピンチを迎えた独立資本の自動車販売代理店。しかも、ワンマンだった社長が急に亡くなってしまい2重の重大な会社の危機に見舞われます。その再建を任されたのは最年少の所長 沢田。しかし、カリスマ経営者の下で働いてきた沢田には経営スキルはありません。まず会社存続のためになにをすべきなのか?明るい未来が描けない中社長の遺言書の中から、社長が遺書を書いた日に、不思議なワークショップを行った一人の男のメールアドレス。この男に連絡するこでコーチングが始まり巻き起こる問題を解決し、なんとか再建基盤を気づくところまでを描いたフィクションです。
 このストーリーでコアになるのがビジョンマッピング!これはビジョンを「思い」と「ゴール」と「手段」という3つに分け適切な組み立てを考え、組み立てを考えていく思考と対話のプロセスのことだそうです。
 著者は人生におけるビジョンのマッピングとそれを実現させるために縁あって集まった仲間全体によるチーム(組織)のビジョンマッピング。この2つの観点からあくまでも個人を起点にして人の輝きを礎とする組織につながるビジョンマッピングを提唱されているとのこと。
 本書のストーリーは著者が取り組んできたビジョンマッピングを一つの集大成にしたものです。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
ビジョンマッピングとは何か
危機〜会社が消える〜
出発〜何のための仕事なのか〜
火種〜生命力の源〜
接続〜意味づける力〜
連携〜協働する場〜
促進〜ギャップを埋める〜
共創
〜一枚の絵を全員で描く〜
管理〜変わらない姿勢で変え続ける〜
未来へ

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大損社長日記 元”マネ虎”経営者が100億円損して悪戦苦闘する大言壮語録
南原竜樹 著
株式会社扶桑社 2006年12月30日発行 1200円

 テレビ番組「マネーの虎」の出演で有名になったオートトレーディング・ルフト・ジャパン(株)の社長 南原氏の経営危機から再生中の中で人生の振り返りと今後についてを語っています。自社の経営失敗よりも英国MGローバー社の経営破綻を受けて20億円の負債に見舞われ社員を全員解雇、しかし、会社は潰さずに再建にかけている南原氏。今後、大きな仕掛けを準備していると語り、それは世界にも影響することだという頼もしいことをおっしゃっています。ぜひ、新聞には気をつけていたいと思います。
 ちなみに本書の中にはベンチャーセーフネットの関口会長とのインタビューもあります。
 
 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに
プロローグ:レッドハット社のIPOと1150人の株主
第1章:青春 数々の失敗が僕を鍛えてくれた
第2章:技術 人との「出会いを創る」テクニック
第3章:喧嘩 喧嘩をうあられたら千倍にして返せ
第4章:転落 得意の絶頂から無一文へ
第5章:復活 僕はもう「次」に向かっている
第6章:ナンバラさんから、若い人たちへ
あとがき

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ケータイの未来
夏野 剛 著
ダイヤモンド社 2006年11月16日発行 1800円

 「iモードストラテジー」「アラ・iモード」に続くNTTドコモ執行役員の夏野氏の第三弾です。両著書では「複雑系」「生態系」をキーワードに携帯電話ビジネスを解いてきましたが本書は未来のケータイの使われ方を小説にして紹介し、おサイフケータイを中心に生活インフラのツールとして発展していくことを紹介しています。
 今回も生活インフラとして普及していくための戦略を夏野氏の鋭く分析し、特にクレジット・カードへの進出の意味や他の決済システムとの比較、そして業界志向ではなくマーケト志向への移行を解説しています。
 過去2冊でもそうですが、マーケティングから技術、営業・販売まで網羅的に捉えられる夏野氏の思考の幅の広さ、そしてきちんと論理的にまとめる能力など現在、多くの企業の役員として活躍できることが理解できます。
 さらに世界的視野で捉え、実際に海外企業との取引までできる能力などスーパービジネスピープルの見据えるケータイの未来を読み解いてみてください。
 ほぼ100%のビジネスピープルにとって身近な生活・ビジネスツールのケータイのことですから、ビジネスとして関与していなくても充分に読み応えがあります。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
プロロ^グ 小説「ケータイの未来2020」
第1章:新たな挑戦「生活インフラ」
第2章:おサイフケータイによるリアルライフ革命
第3章:業界志向を捨てマーケット志向
第4章:ケータイ生態系にも変革の波
第5章:そしてその先にあるもの
あとがき

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2010年の広告会社
植田 正也 著
株式会社日新報道 2006年12月5日発行 2100円

 インターネットという新たな成長を遂げるメディアが生まれた広告業界、このメディアによって生活に変化が生じ、常に消費者に向き合う広告業界にも大きな影響を及ぼしています。この業界が今後、どう変動していくのか?業界で働く人間にとっては結構、ショッキングな予測もありますが、将来的な広告ビジネスを考える上で、とても参考になる内容です。
 今まで通り広告モンスター「電通」の一人勝ちが続き、博報堂、ADKがそれを追いかける構図は変わらないのか興味深いところです。
 著者は広告会社が将来的には4つに分類されると紹介しています。それは、(1)知らせる(2)売る(3)楽しむ(4)学ぶをコンセプトにした4つのゾーンに分かれて進化・発展するということです。
 今の業界で働く人間の80%は使えないと言い切ってしまい、オイオイと思うこともあったりしますが、確かに意外と人脈や接待など古い体質を持った業界ですから多くのビジネスピープルが自分の能力を再検討してみることはいいことだと思います。

 広告ビジネスに少しでも関与している人にはぜひ、読んで考えてみるにはよい本です。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに
第1章:広告ビックバン
第2章:広告会社の興亡と未来
第3章:2015年へ、45の新潮流
第4章:イノベーションへの挑戦
おわりに

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WEB人間論
梅田望夫・平野啓一郎 著
株式会新潮社 2006年12月20日発行 680円

 「Web進化論」の著者 梅田望夫氏と「葬送」「日蝕」などの作品を持つ小説家 平野啓一郎氏がWebが人間にどんな影響を及ぼすのかビジネス・テクノロジー、そして文学に生きる二人が徹底的に討論した内容をまとめた1冊です。
 Webの進化により人間の行動が変化してきました。平野氏が挙げている1例として文筆作業のために資料の本を集めるのにネットで検索をすれば世界中から情報収集ができるようになったと。よく言われることなのですが何か物が欲しいと思ったらまず検索をして情報を見てから”ネットで購入”または”お店に行って購入する”つまり検索ありきで行動するように変化しています。何か美味しいものを食べたければ検索、映画を見るにも検索、外出するには乗り換えを検索など日常生活の中に多く役立つようになっています。
 わかりやすい例を挙げて紹介しましたが本書はもっと人間の本質と関わるネット世界について討論されています。しかし、対談式のために決してアカデミックになり過ぎず、理解しやすくなっています。もう完全にネットなしの社会はあり得ないでしょう、ならばこの変化が人間にどんな影響を及ぼすのか考える必要はあります。
 本当に興味深い内容になっていますので、この安価はお徳ですからぜひ、読んでみてください。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに 平野啓一郎
第1章:ウェブ世界で生きる
第2章:匿名社会のサバイバル術
第3章:本・ipod・グーグル・そしてチューブ
第4章:人間はどう「進化」するのか
おわりに
 梅田望夫

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欲望解剖
茂木健一郎・田中洋 著
株式会社幻冬舎 2006年11月20日発行 1200円

 学術として勉強したらとても興味は持てないでしょうが、本書のようにマーケティングなどに関連させてポイントだけ学べるなら非常に興味深い「脳科学」。誰でも一度は脳の働きについて考えたことがあると思います。本書でもマーケティングを脳科学の視点から解き明かしていきます。これが面白い!人間の消費行動の裏には欲望がついてまわりますが、では、欲望の構造はどうなっているのか?欲望を感じた時に人間の中ではドーパミンが関与し、アディクション(中毒)という強化学習が起こり、ドーパミンでアクションを起します。脳は短絡的に損をしてでも行動を起す傾向があるのだそうです。そして脳が喜ぶことに偶有性(半ば規則的な、半な偶然に起こる出来事)というのがあり、これは水戸黄門などは叶えているそうです。では、これらのことがマーケティングにどう関与していくのか?大ヒットの生まれる背景にどう関わっているのか?
 僕は100%は理解できませんでしたが、一般の人でも理解しやすいように相当噛み砕いていますので、ちょっとした知識欲を満たして、さらに仕事にも役立ててください。 

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
まえがき
第1章:脳科学の視点 茂木健一郎
第2章:マーケターの視点 田中洋
第3章:脳科学者VS田中洋
あとがき

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99.9%成功するしかけ
藤田 康人 著
株式会社かんき出版 2006年11月20日発行 1500円

 今や当たり前に使われているキシリトール。私たち消費者はテレビCMやガムなどで日常的に目にしています。この甘味料という食材を国内で取り扱うための認可が中々取れずに苦労していた人たちがいたことはあまり知られていません。
 本書は、キシリトールの認可まで活躍した著者、デニスコジャパン株式会社マーケティング・ディレクター 藤田氏のビジネスストーリーです。しかし、そこに留まらず従来のマーケティングの手法とは違った原材料を提供する企業からのB-TO-B-TO-Cというスタイルを紹介しています。本来、川上にいる原材料を提供する企業が消費者に直接、プロモーションすということはあまりありません。しかし、原材料を売るためには、それを使った商品が売れないと規模が大きくなりません。そこでWIN-WINを踏まえたPRプロモーションを効果的に使った方法を導入します。
 ビジネスストーリーとしてもマーケティングの本としても読んで面白い内容です。 

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに
序章:マーケティングのプロとして
第1章:キシリトール現象
第2章:古いビジネスモデルを超える
第3章:人生の岐路
第4章:最強の手段はPRプランニング
第5章:地獄のような1年
第6章:ブームを作る
第7章:藤田流マーケティング
第8章:食物せんいプロジェクト
第9章:脱・日本型マーケティング
おわりに

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一杯のカフェの力を信じますか?
佐藤 裕久 著
河出書房新社 2006年10月30日発行 1500円

 アパレル会社で一端、成功を収めながら仕入先の倒産によってどん底に堕ちてしまいますが「アマーク ド パラディ」という1店のカフェから再生を図った著者のビジネスストーリーです。
舞台は大阪、失敗のどん底で海外に逃避した著者が、再起を図るべく帰国し2坪の団子屋さんを始めますが「阪神・淡路大震災」を被災し店を失ってしまいます。
しかし、そこで人生観も変化し、カフェを始める決心をし自転車で物件を探しまわります。その中で目にした南船堀というアーティストが集まる街の一角。しかし、失敗からの再起で予算があるわけでもなく1500万円という資金を元出に自分で出来る工事は自らと仲間の力を借りてオープンにこぎ着けます。しかし、頼みの綱のシェフとの折り合いがつかずオープン当初から知り合い達から料理への辛辣な意見を浴びせられます。
 しかし、そこから様々な苦難を乗り越え21店舗の飲食店グループとして飛躍しています。

 本書は著者の体験から人間関係の大切さ、それも若いうちの仲間感の中でだからこそ成功に導けたという重要さを教えてもらえます。もちろん経営手腕もありますが年をとってからのどこか損得勘定をもった関係ではなく、面白がれる気持ち!若いうちは、これでまとまることが出来るのです。
 やっぱり若いうちの起業の勢いや面白さ、楽しさ、苦労などがよく伝わってきますので、本書を読んでますます若い起業家が誕生すればいいなと思います。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
プロローグ
第1章:転落〜すべてを失った日
第2章:逃避〜再起を誓って
第3章:再生〜ささやかな幸せ
第4章:誕生〜一号店をオープン
第5章:苦悩〜遠ざかる理想
第6章:危機〜最悪からの脱却
第7章:信頼〜深まっていく絆
第8章:飛躍〜新たな出店に向け
エピローグ
あとがき

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得するウェブ活用法
創芸舎 著
株式会社三笠書房 2006年12月10日発行 600円

 タイトルには得するとありますが、内容は冷静に現在のインターネット環境を専門知識がわからくても理解できるようにやさしく紹介しています。
つまりWeb2.0がどんだけ凄いかというよりも例えばmixiの評価をパソコン通信の時代と比較しながらアンダーな部分に目を向けています。また、Web2.0の代表的な企業アマゾンをあくまでも自社の最大効率としたビジネスの方法論として現状のスキームがあるのでWeb2.0で語られる企業ではないとしたいたりと俯瞰した意見を読むことができます。
決して批判本ではないのですがロングテールという戦略が取れる企業は限定的でどこでも出来るのではないという警鐘を鳴らしています。不思議なのはマクロ的な意見には素晴らしいものを感じるのですがミクロ的な意見は意外とちまらなかったりします。

 Web2.0の花盛りの今、この価格でマイナス要素を知った上で得するウェブ活用法うぃ知ることができます。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに・・・ウェブの大変化で、仕事・遊びが10倍充実する
第1章:「ウェブ2.0」で、知っていると絶対得すること
第2章:「グーグルを完全活用する」と、あなたはどう変わる?
第3章:「ミクシィ」と「グーグルゾン」-これからどうなる?
第4章:「ブログ」がまったく新しい出会い・ビジネスを生む!
第5章:ウェブが「あなたの人生」に起す大変化とは?

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ソフトバンク「常識外」の成功法則
三木 雄信 著
東洋経済新報社 2006年12月8日発行 1500円

 最近でもマスコミを賑わせたソフトバンク、その代表 孫正義氏。すでに何冊も出版されていますしマスコミにも取り上げられているのでビジネスピープルで知らない人はほとんどいないでしょう。本書はその孫氏の側で、社長室長を務めた最も身近な距離で孫氏のビジネスの全てをみてきた著者 三木氏が孫氏のビジネスについて語ります。
 経営者の中でも実力者としては今更、誰も何も云えない位で活躍されている方ですが、実際の現場で何を指示し、何を考えながら仕事をしているのか?常人では想像もつかないお金を動かして行われるM&Aを実行するブレーン。自分のビジネスに役立てましょうなんておこがましくもありますが良いものは学びましょう。
 凄い内容にリアリティがあるのでストーリー物としても面白いです。
 余談ですが一部、ソフトバンクと仕事するとさ〜・・・・ネガティブな面の答えが判る気もしました(苦笑)。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
第1章:孫正義の仕事術
第2章:孫正義の人材活用術
第3章:ソフトバンクという組織と企業戦略
第4章:新規事業立ち上げに学ぶ
第5章:ソフトバンクのプロジェクト・マネジャー
第6章:孫正義という人間

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マーケティング大進化論
牧野 真 著
株式会社中経出版社 2006年11月5日発行 1500円

 本書は著者が発行しているメールマガジン再編集したもので全61編ありますが従来のマーケティング論とは異なっていて参考になります。
 他のマーケティングに関する本もそうですがマーケティングの解釈をどうするかで内容が違います。本書ではマーケティングの目的を”お客さんの期待に応えていく”こととしています。こう定義することで「変えていくべき戦略と変えない戦略」が見えてくるということです。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
※章立てではないので目次なし。全61章で構成されています。

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マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる
森本 尚樹 著
明日香出版社 2006年11月30日発行 1500円

 ビジネスシーンでは切ってもきれないベーシックであるマーケティング!しかし、語る人、紹介される本によって解釈も違っていて必ずしも完全統一されている理論ではないと思います。
 本書は、マーケティングを「売れる、儲かる仕組み」としています。その上で一般に云われている理論や戦略などを見直し著者の理論を紹介しています。
 例えばタイトルの「他社の強みを捨てる」。一般には競合の強み・弱みを分析して強みを自社の戦略・商品にも取り入れることが行われる。本書ではそうではなく、いわゆる逆張りが勝つ結果になるとしています。

 マーケティングの手法も使い方を変えてみることで違った戦略・商品を生み出せるとしています。もう少し理論的に深堀りしているとなお良かったかなとは思いました。
 最終章では本書でいうところの手法を実践で利用できるように書式もありますので一回試してみるのもいいと思います。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
プロロ−グ
第1章:マーケティングの常識を疑え
第2章:マーケティング戦略を疑え
第3章:ヒット商品を生み出す3ステップ法!
第4章:マーケティング戦略のまとめ方
エピローグ

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チャイナクイックストーリー 中華のデリバリー王 急成長の軌跡
高桑 雅彦 著
株式会社経済界 2006年11月16日発行 1429円

 中華のデリバリーで9期連続増収増益と急成長を遂げている
株式会社CQエンターテイメントの代表取締役社長 高桑氏のビジネスストーリーです。
 本格的中華をデリバリーするというアイデアから移動車販売でさらに加速をして今までなかった市場を開拓していきエンターテイメント事業にも拡大しさらなる成長を目論んでいます。その1つの事業としてCQBBというテレビへ配信するオンデマンドサービスも開始していますが既存事業とのシナジー効果がきちんと確保するのかが楽しみです。
 首都圏を中心に直営店約50店舗を展開しているというデリバリービジネス、このモデルはIT事業などと違いそもそもの着眼から実行までを比較的やりやすい事業かもしれません。もちろん大きく成長させるには経営者の資質が多大に関与しますが。例えば起業を考えている人にとっては考え方・発想・行動などを学びやすい事業でしょう。

 飲食、サービス業のベンチャー系にはカリスマ的な人を見受けますが、高桑氏もかなりの人物のようです。周辺にいるビジネスピープルや従業員からの見方などからもそのようです。
 中華嫌いの僕には、私生活でにまったく利用することがないサービスですがCQBBには興味があります。セットアップ式のオンデマンドサービスを先行している企業2社とと話をしたことがあるのですがブレイクした話を聞かないもので。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
開幕ベルが鳴り響く・・・プロローグに代えて
FIRST STAGE:バックボーンの誕生「お前は負け犬になりたいのか!」
SECOND STAGE:チャイナクイック急成長への軌跡
新事業を次々に教えてくれたのはいつもお客様だった
THIRD STAGE:CQパワーキッチン
世界初!ただの移動者販売とは違う 移動式中華厨房車誕生の秘話
間奏曲PART1:取締役副社長 望月俊孝 五一才
間奏曲PART2:CQパワーキッチン事業部課長 秋元孝治 三二歳
FOURTH STAGE:総合エンターテイメント事業への発展
もっともっと、「ワクワクドキドキ」が欲しい!
間奏曲PART3:調理本部部長 平井博岳 三六歳
間奏曲PART4:営業企画本部イベント企画事業部 チャイナクイックリゾート
          統括プロデュース 水島錦之助 二六歳
FIFTH STAGE:チャイナクイックの組織とは・・・
出る杭は伸ばせ!自分の弱点はさらけ出せ!
間奏曲PART5:営業企画本部 恵比寿店勤務 石川勇介 二四歳
筋書きのないドラマに終わりはなく

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ヒルズ黙示録・最終章
大鹿 靖明 著
朝日新聞社 2006年11月30日発行 740円

 
現在、日々裁判が続くライブドア事件。その検証本として出版された「ヒルズ黙示録」の続編です。前作でも細かいところまでよくこんなに取材できるなと感心しましたが、本書もかなりの内容になっています。真実は明かされることはないのかも知れません。それぞれの立場で証言していく中で損得もあるでしょう、その中での判決ですから結果が真実だとは限らないでしょう。
 裁判では堀江氏が主犯(?)ということを立証しようとする検察、そうではないと反論を展開する堀江氏サイドとの攻防です。それは事実としていづれ結果がでます。
 それよりも「国策逮捕」ではないかなんて云われている本件、本書の中で明かされているような事実が検察にあるなら恐いですよ。組織の保身や人事の影響などからムリクリに事件に仕立て上げようとしてなら・・・。
 さらに驚いたのはソニーすらも買収しようと本気で準備していた事実です。いくら企業価値が下がっていた時期の話にしても2兆円が必要だったというのですから規模が想像できない。
 本書の中でガキとか小僧とか形容される箇所もありますが、確かに組織としては稚拙だったように思えます。でも、その人たちが莫大な資金を持ってしまった時にはこんなことになるんだという一つの結果が本件なのかも知れません。
 
 また、本書では村上ファンドの逮捕の件にも詳しく触れています。ヒルズの神であった村上氏もファンドを設立した趣旨からかなり激変してしまった背景や、実際にライブドアにはどう関わっていたのか?

 判決が出る前の最後の検証本として興味深い内容です。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに
続はじめに
第1章:ソニー強奪
第2章:弾圧再編
第3章:疑惑の真相
第4章:粉飾裁判
第5章:シンパシー・フォー・ザ・デビル

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押さえどころ ネット商売をやる人の法律知識
横須賀てるひさ・鈴木健一郎 著
株式会社中経出版 2006年11月22日発行 1300円

 インターネットが普及し、さらにブログの普及でネットビジネスを始める個人も急速に増えてきました。
しかし、その手軽さゆえに危険なリスクに気をつけなくてはいけないのですが、多くの人は意識も薄い可能性があります。
 プロである僕たちもインターネット通販の内容が変わればその法律も変わりますのでわからないケースは多々。本書ではあまり触れていないのですが例えば健食の表現はどこまでしていいのか?
 突っ込んだ内容は弁護士に管理してもらわないと危険ですが、ある程度は自らの知識で持っていた方がいいです。
 

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに
プロローグ ネット商売にはこんなに法的リスクがいっぱい!
第1章:ネット商売を始めるときの法的リスク
第2章:ネット商売を始めてからの法的リスク
第3章:ネット商売を続ける上での法的リスク
第4章:ネット副業の法的リスク ー アフィリエイト、オークション、情報起業など
第5章:会社設立と税金について理解しよう
困ったときの駆け込み寺

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プラネット式IT企業で成功する方法
玉生 弘昌 著
東洋経済新報社 2006年11月16日発行 1600円

 インターネットが普及する前から1985年の「電気通信事業法」の施行をチャンスに日用品雑貨業界のメーカーと卸業者の受発注の効率化を目指してVANを立ち上げた株式会社プラネットの企業ストーリーです。
 ライオンのシステム部に勤務していた著者が、電話回線の一般事業者への開放とコンピュータの普及の将来を見越してライオン、サンスター、ユニ・チャーム、資生堂、エステー化学、日本製紙クレシア、ジョンソン、牛乳石鹸共進社など業界主要8社の出資で設立をします。


 今や上場企業となり、しかし、一般消費者には縁の薄い影でがんばっている企業です。
システム的には、インターネットが普及した現在、当時に比較すれば容易になっていますがこのビジネスモデルのポイントは業界をまとめるというハードルの高さにあります。玉生氏がまとめていくためにコアポイントをどこにおいたのか?レガシーコストなどまとまっていく中で発生する問題などをどう解決していったのか読みどころは多々あります。

 他の業界でも何かをまとめることで事業化するをするという難しさを越えられれば、大きなビジネスチャンスが潜んでいるでしょう。まだ、未整備の業界やポイントが残っている業界の中で日々働いているビジネスピープルが本書を読んで学び、チャンスを掴むことができればと思います。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに
第1章:創業前夜、アイデアをチャンスに変える。
第2章:会社設立、そして認知されるまで。
第3章:強いベンチャーになるための試練。
第4章:上昇期、業界への貢献を目指して。
第5章:隆盛期、増えるユーザーと増える要望。
第6章:大きな失敗と、そして教訓。
第7章:上場、その意味と効果。
第8章:成熟期、インターネット時代に目指すもの。
第9章:提言、いまどう動けばいいのか。
おわりに

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詩人少年、社長になる
マツザキヨシユキ 著
日経BP社 2006年10月30日発行 1500円

 
共同出版というビジネスモデルを中心に上場をした株式会社 新風舎の創業者マツザキ氏のビジネスストーリーです。先に紹介した株式会社プラネットとは全く異なる理念で起業されていることが、たて続けに2冊を読むととてもユニークです。かたや社会貢献、かたや好きなことの延長。しかし、どちらも上場企業となっているのですから様々なものです。
 さて、新風舎のビジネスモデルである共同出版とは出版をしたい人たちと新風舎がコストを折半したりなどした上で出版し、書店ルートに乗せて販売するというわかりやすいものです。
 そもそも15歳の時に詩を自費出版した著者の活動が新風舎のモデルの起点になっていて、詩の創作活動を続ける中で大学時代には詩の雑誌「till」を創刊します。しかし、赤字の出版活動になり、維持するために自費出版の受注、結婚式のビデオ撮影やクリエイターコンビニなどの利益で支えていきます。

 そんな中、仕事の出来る相方が入社し、自費出版の受注が増え経営が好転していきます。どんなビジネスでもそうですが儲かる市場があれば大手が大きな資本もって参入してきます。自費出版業界では「棚買い」という力を持って文芸社の参入により一気に環境が悪化します。そして印刷を止められるくらいのピンチを招きますが、この会社は再生していきます。
 さぁ、それはどんな方法だったのか?ぜひ、読んでみてください。 

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに
続はじめに
第1章:1冊の本から、表現をめぐるぼくの冒険ははじまった。
     詩人少年、<なに>を探して 旅に出る。
第2章:詩だ、詩がすごいんだ。情熱に突き動かされて、
     詩人少年は高校生社長になる。そして宇宙人となる。
第3章:あこがれの日芸へ。詩人で社長で映像ディレクターでトレーダー。
     けれどさえないキャンパスライフ。
第4章:ぼくには才能がないから、詩をやめよう。人の才能を伸ばそう。
     詩を捨てて、社長として生きる決意をした。
第5章:「共同出版」で
、出版界に。
     表現者のための出版社が、ようやく形作られていった日々。
第6章:借金取りからの電話が鳴りやまない。「もうだめか」と思った、あの30分間。
     思わぬ一言でぼくは立ち上がった。
第7章:一大決心して、青山へ進出。大博打は吉と出るか凶と出るか。
     「つくりこむ姿勢」と九十九里の涙。
第8章:表現者の思いを世界に伝える。
     それだけで走り続けてきたぼくに、神様から最高のバレンタインプレゼント。
エピローグ 長い旅路の果てに、あの2冊へと帰ってきた。
        そしてここから、新しい冒険がはじまる。
続エピローグ

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追跡!ネットワークセキュリティ24時
山羽 六著
株式会社アイ・ディ・ジー・ジャパン 2006年4月11日発行 1580円

 インターネットが普及する中でセキュリティ
が大きな問題になっていますが、これは完全になくなることはないのでしょう。
 顧客情報の流出は、新聞紙面でも目にしますが様々な原因を以って起き、しかし、実際にどんな風に実行されているのか、起きているのかまで詳しく知る機会は意外と少ないです。

 本章はセキュリティ関連会社に勤務する著者がその現場を赤裸々に紹介していきます。正直、読み終わると自分の環境は大丈夫なのか?本当に心配になります。

 これだけ問題になっていても多くのPCを使用している人はセキリュティに気を使っていないのではないかなと思います。さらに、中小企業経営者の中には、意識が薄いうちに個人情報保護法の適用企業になっていても気づかずセキュリティが甘いままに事業を継続しているケースもあるでしょう。また、意識していてもコストの問題などで手を付けられないケースもあると思います。

 このある日突然身に降りかかってくる可能性のあるリスク!ぜひ、本書を読んで不安になってください(苦笑)。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに
第1章:パターンファイルの更新前に新種ウィルスに感染!
第2章:顧客情報が流出!電話セールスやDMによる被害が急増!!
第3章:ウェブページが改ざんされた!顧客からの電話で発覚!!
第4章:系列会社の下請けのサイトから顧客情報が漏えい!
第5章:個人情報が漏えい!匿名掲示板で誹謗中傷の嵐
第6章:情報搾取の実行犯をほぼ特定!そして警察は・・・?
第7章:外注がウィルスに感染したパソコンを持ち込んだ
第8章:開発業者から顧客情報が流出!損害賠償を巡り紛糾!!
第9章:LANを盗聴し、同僚のネット銀行口座のパスワードを入手
おわりに

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ミッション
鳥谷 陽一 著
株式会社プレジデント社 2006年10月30日発行 1333円

 良い本です!
 
内容はフィクションですが、別れて暮らす父親の経営する外食企業に息子が入り、経営不振になりかけている会社を再建していくというストーリーです。と書けば単純なのですが、息子のシチュエーションはさておいて企業の組織構成や経営状況などはリアリティがあって実際にこんな会社は山ほどあるだろうなと思います。
 さてストーリーの方は、経営不振になってきた会社を外資系のコンサルを受け、そのコンサルをヘッドハンティングします。この企業は昔、仲間が4人で1店舗からは始まり、複数店舗を経営する中堅まで成長、経営陣にはそのまま4人が就いているのですが、再建のためにはこの辺がポイントになっていきます。
 店舗によって好成績の店、不振の店があり、その店長の力量やモチベーションなどによる影響も大なわけです。
 主人公の息子はコンサルに学びながら経営再建というミッションに向けてマネジメント力をつけ、大きな改革を成功させていきます。しかし、ありがちな展開ですが息子を呼び戻した父親は病気であったことが発覚します。経営を誰に任せるのか?
 一気に読み進めることができるスピード感のある展開で面白い内容を堪能できます。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
第1章:キャリア
第2章:モチベーション
第3章:コミュニケーション
第4章:リーダーシップ
第5章:ビジョン
第6章:ミッション

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上司につける薬!〜マネジメント入門〜
高城 幸司 著
株式会社講談社 2006年9月20日発行 700円

 
現職でがんばる人、転職したい人、職人一筋などのおかれている環境でもそれぞれマネジメント力は役に立つんだという解説で始まる本書は元リクルートの高城氏の新刊です。
 本書ではマネジメントを「人材を集める力」「人材を活かす力」「メンバーがやりたいことを実現できる組織づくり」としています。
 さてそのマネジメントを発揮するポジションの人はどんなスキルを持てばいいのか?本書では怒るスキル、褒めるスキルなどを具体的に紹介しながら、読者も考えられるように例題もあります。
 ただ、キャリアアップについて、”はじめに”と本文で紹介されているのですが、起業は「ハイリスク・ハイリターン」「会社員は「ローリスク・ローリターン」であるのでマネジメント力をつけることで第三の選択肢を作ろうと提言しています。
これは「経営メンバー」という選択肢です。つまり会社のマネジメントサイドに入ってやりたいことをやって収入も上げようという素晴らしい選択肢です。最も団塊ジュニアに向けて提唱されているということなのですが、本書内でも実際に数名の実例を紹介しています。

 いくら年功序列が変化していても部下を持つことやプロジェクトなどでマネジメント力が要求される場面は必ずありますので意識して学ぶテーマでしょう。

 これは僕個人だけの意見なのですが高城氏の著書には感銘を受けていたのですが、今回は納得感がないというか上滑りしている違和感を感じるのです。別に間違っているとは思わないし、その通りだろうとも思うのですが気持ちが受け入れない、なんでだろう?突き詰める意味はないと思うので、そのままにしておこう。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに
第1章:マネジメント力とはなにか
第2章:実践(1)冷静と情熱のサジ加減 -社内外のトラブルをさばく
第3章:実践(2)「想像」と「創造」 -日々の組織構築
第4章:人を動かすか、人に動かされるか
第5章:経営メンバーという選択肢

おわりに 

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世界標準で考える〜僕がインテルでやってきたこと〜
傳田 信行 著
株式会社あき出版 2006年10月24日発行 1400円

 
「Intel inside」のTVCMもしくはあなたが今これを読んでいるPCのどこかに貼られているシールでおなじみのインテル、その日本法人「インテル株式会社」の元社長である著者のビジネスに対する考え方をまとめた1冊です。
 インテルが、その前身であるベンチャー企業の時代からその成長と共に歩んできた著者がその間に何を学んだのか?本書で一番伝えたいことに「考える」ことの重要性を挙げています。今週、一緒に紹介している「外資系コンサルの真実」でも取り上げていますが「考える」これが大きなポイントになっています。
 著者は本書の中で考えるということはどこまで「考える」か、どう「考える」か、そしてどのように「考える」か、これによって結果が全く違ってくるというのです。また、考える能力とは人間だけに与えられたもので、ほとんどの人ができる、故に難しいのだと。
 日本法人のインテルはその本体にも大きな影響をいくつも与え成長の一翼を担ったという自負からか強力な自信をうかがわせる著者ですが、考えるということと別に「人間力」ということも重要視されています。
 企業の大きな成長という貴重な体験をしてきた著者が、ビジネスピープルに贈るメッセージは勉強になるとが多いことだと思います。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに
プロローグ「Intel inside」の誕生
第1章:インテルで学んだ一番大事なこと
第2章:「考えること」、「考え続ける」こと
第3章:なぜインテルはトップであり続けるのか
第4章:私がインテルの経営でやってきたこと
第5章:人生に成功するための仕事術
第6章:「世界標準」型のリーダーであれ

おわりに 

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外資系コンサルの真実
北村 優 著
東洋経済新報社 2006年11月2日発行 1600円

 まぁ、普通ではなかなか仕事をする機会
もないマッキンゼー・ボストンコンサルティンググループなどの外資系コンサルティング企業について普段知ることのない内幕などについて紹介されています。ふっと思ったのですが、純粋な日本のコンサルティング企業ってどこだろう?僕は結構、企業については詳しい方だと思うのですが思いつかないな。
 さて、本書の方ですが国内におけるコンサル企業の活動の沿革を紹介しながら、どんなケースでコンサルが利用されているのか?成功のケースは・・、失敗のケースはどんな場合なのかやコンサルタントが使う手法なども簡単にですがまとめられていたわかりやすい内容になっています。
 高額な報酬を得るコンサルティング企業、本当にその価値があるのだろうかという部分にも触れていて興味深いテーマになっています。
しかし、企業活動にとどまらず政治の世界や非営利団体など様々な組織・団体にまでも活動の拠点を拡大しているコンサルティング企業。さらに大企業の社長やプロジェクトの核として活躍する人材を輩出している事実もあります。
 コンサルティングの能力をブレイクダウンして簡単に云うと、とにかく考えて、考えて、考えるこのことに尽きるのではないかなと思います。この考えるということも一般のレベルとは違って「どこまで、様々な視点から、何を事実に、仮説に・・、何を導き出す、どうまとめる」であり、後は上手に見せるプレゼン能力なのだろうと思います。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに
第1章:「コンサル至上主義」の時代
第2章:「外資系コンサルティング・ファーム」の実態
第3章:「戦略系コンサル」の智恵のエッセンス
第4章:「コンサル至上主義」の落とし穴
第5章:「コンサル至上主義」を超えて

おわりに 

・・・・・!!! 超 超 超 超 超  !!! ・・・・・【平成18年10月28日】

企業統合 あるPCメーカー、成功の舞台裏
IBMビジネスコンサルティングサービス(株)金巻龍一、丸山洋、河合隆信 著
日経BP社 2006年9月25日発行 1600円

 久しぶりのWeb2.0、IT系外の本だ〜〜!
 さて本書は外資系PCメーカーの日本法人のパソコン事業部門を分離だせ中国のメーカーと事業統合するまでを描いたフィクション
です。
 ストーリーの中心はコンサル会社のコンサルタント3人とパソコン事業部門長で、3ヶ月で統合までを果たすという厳しい条件下でどんな手法を用いて成功させるのかが読みどころです。PM0、Day1シナリオ、CBMなどがキーワードになっていきますが、これらはM&Aだけではなく結構な人数で進める大型プロジェクトなどでも役に立つと思います。
 正直、手順を紹介していくような感じの描き方なので、切迫感のあるシーンがあったりするわけではないので読み物としては山場がないかな?
 でも逆に学ぶにはいいかもしれません。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
はじめに
第1章:××年十二月十七日 M&A勃発
第2章:××年十二月二十二日 顔合わせ 
第3章:××年十二月二十八日 PMO(プログラム・マネジメント・オフィス) 
第4章:××年十二月二十九日 Day1シナリオ 
第5章:××年十二月二十八日 CBM(コンポーネント・ビジネス・モデリング) 
第6章:不満噴出
第7章:情報システムの分離
第6章:××年一月十一日 チェンジ・マネジメント 
第6章:××年五月末日 PMO解散
おわりに 

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成功するロングテールのつかみ方
山崎 潤一郎 著
(株)中経出版 2006年10月13日発行 1300円

 最近、Web2.0やロングテールはバズワードだなんて意見も聞こえるようになってきました。ビジネス書やらなんやらでロングテールという言葉は取りあげられていますので詳細ははぶきます。要するに”ちりも積もれば”とうことなんでしょう。さらに言えば著者が言うようにロングテールの現象はインターネットの黎明期から期待されていた結果であり、インターネットの特長でもあるとも云えます。
 儲かる儲からないはやる側の力量の問題ですから、考え方として理解し新しいチャンスを探してみてチャレンジする余地があります。
 本書の中では「復刊ドットコム」「ウェブリオ」「芸能証券」「テクノラティジャパン」「アマゾンレット」「はてなマップ」などがビジネスモデルとして紹介されています。
 しかし、どうしてもグーグル、アマゾンが話しの中心になってしまっていますが、本書を読んでおけばロングテールは充分に理解できます。

 お薦めの1冊です。
  

- 目次 -
「ロングテール」が現実化してきた
第1章:インターネット上に現れた「ロングテール」ってなに? 
第2章:テールの部分だけで勝負する「復刊ドットコム」の奮闘 
第3章:ロングテールには宝の山がたくさんある 
第4章:ロングテールを可能にするアマゾンのすごい仕掛け
第5章:「検索サイト」から「広告代理業」にーグーグルはロングテールの申し子
第6章:ブログの力でロングテールビジネスを実現
第7章:ウェブ2.0的な手法「マッシュアップ」に注目!
おわりに ロングテールという新しいフロンティア

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