お薦めの1冊バックナンバー
part 14 |
チャンス 成功者がくれた運命の鍵
犬養ターボ 著
株式会社飛鳥新社 2005年7月17日発行 1429円
著者はこの本や神田昌典氏「成功者の告白」を成功小説と読んでいるので、そんなジャンルみたことも聞いたこともないけど(笑)結構良いと思うので僕もそう呼びます。
この”チャンス”という本は多くの人に読んで欲しいと思えた名著だと思います。少なくとも僕にとっては気持ちよくなれる良い本です。
何回か手にし、しかし、購入しない本になっていました、理由はパラパラとめくったときにいわゆる、うさんくさい自己啓発本だとおもってしまったからです。何も自己啓発は悪くはありません、うさんくさいものは嫌なので。
さて、前置きが長くなりましたが本著はフリーで中古販売をやっている主人公が成功できずに這いずり回っているときに、大きな影響を及ぼすメンターと出会うことから始まります。主人公はメンターに成功するためのヒントをもらいながら、自らを成長させ、やがて整体院で成功します。しかし、・・・ストーリーの楽しみは実際に読んでください。
本の中でもメンターは主人公にハードルを与えた上でアドバイスはするもので安売りしてはいけないと言っています。良い本ですから自分のお財布を痛めて楽しんでください。
超・お薦めの1冊です。
- 目次 -
1:出会い
2:奪い合う競争の世界
3:2つの課題
4:人生は自分の考えた通りになる
5:人生の目的を見つける
6:訪れたチャンス
7:人生のすべては順調に進んでいる
8:許しの学び
9:成功者の上昇気流に乗る
10:富と名声に満たされた日々
11:成功者からの贈り物
あとがき
・・・・・!!! ★超 超 超 超 超 お薦め★ !!! ・・・・・ |
リストラ起業家物語 クビ、失業から這い上がった8人
風樹 茂 著
株式会社角川書店 2005年3月10日発行 705円
この本を読んで思い出したことがありました?起業ってインターネットを使うことだけじゃないよなという当たり前のことです。
さて、ここに取りあげられた8人は、それぞれの状況の中で起業しているわけですが、少なくとも共通しているのはビジネスプランを書いて投資家やベンチャーキャピタルから出資してスタートしていないことです。そして、それぞれが結構後のない立場であることです。六本木ヒルズ族やベンチャーの成功者達とは違いますが、地味にがんばっているというのは凄いことです。
お薦めの1冊です。
- 目次 -
はじめに
第1話:なぜ2年間無収入だった早期退職者が、オリジナル絵本で1億円の
豪邸に住めるようになったのか?
第2話:なぜ大企業で売れなかった健康機器が、個人業ならば売れる
のか?
第3話:なぜ、会社等産後に就職をあきらめたら、運が向いてきたのか?
第4話:なぜ、元祖フリーターは、日本一の身障者用自転車発明家になれた
のか?
第5話:なぜ、高校中退者が、産学官連携の食お越し仕掛け人になれた
のか?
第6話:なぜ、専門学校中退の20代の女性が、ニートにもならず起業する
ことができたのか?
第7話:なぜ、自分探しをする青年が、若くして一国一城の主になれた
のか?
第8話:膨大な借金に塗れていた、不況業種の酒屋を継いで、なぜ生き残
ることができたのか?
終わりに
66か条の成功と失敗の法則
・・・・・!!! 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
潜入ルポアマゾン・ドット・コムの光と影 躍進するIT企業・階層化する労働現場
横田 増生 著
株式会社情報センター出版局 2005年4月23日発行 1600円
著者がインターネット企業アマゾン・ドット・コムの物流センターにアルバイトとして潜入し、秘密主義の色合いが濃いこの会社の実態を探った面白い1冊です。
現場は徹底した人事・作業管理が貫かれ、アルバイト同士で話す余裕もないほどでなかなかアルバイト仲間から話を聞けなかったり、、この物流センターは日通の子会社が管理していて、日通も秘密主義の色合いが強い企業だということでセンターの情報や企業情報が入手できずに筆者は苦労したようです。
本著は、もちろんアマゾンについて中心に構成されていますが、周辺の人へのインタビューやリアルな出版業界との関係性まで追及されていて読み応えもあります。
しかし、センターのレイアウトまで掲載していますが、潜入ルポなのだから許可は得てないんだと思うけど・・・大丈夫なんですかね?訴えられたりしないのかな。
どこまで実態を暴けたのか、ヤジ馬根性で読んでみてください。
お薦めの1冊です。
- 目次 -
プロローグ 密かに急成長するアマゾンジャパン
第1章:アマゾン・ドット・コム上陸前夜
第2章:アマゾン心臓部・物流センターの実態
第3章:空虚な職場に集う人々
第4章:ショッピングモール「楽天市場」を立ち上げる
第5章:アマゾンの秘密主義を恐れる出版業界
第6章:日本で躍進した本当の理由
第7章:その強さの裏側にある底辺
第8章:アマゾンの目指す「完成形」
エピローグ アマゾン化する社会の行方
・・・・・!!! 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
”教祖”降臨-楽天・三木谷浩史の真実
児玉 博 著
日経BP社 2005年7月4日発行 1400円
これで3冊目でしょうか、楽天・三木谷社長に関する本を読むのは。タイトルから本著を一番期待していたのですが満足度50%といったとこです。これは児玉氏の前著であるソフトバンクの孫氏を描いた「幻想曲」からの引用といった感じが結構あったのでその分マイナスです。
しかし、今までの本では描かれなかった大学生時代や興銀時代の話もあり、なかなか興味深い内容です。
こうして3冊読んでみると、他の多くのITベンチャーとは違うことがわかります。やってる事業はなんであれ基本は同じ・・・とにかくそこに重点をおいているように思います。孫氏は三木谷氏のバランス感覚は真似できないと評したそうです。
また、世間を騒がせたライブドアのニッポン放送買収劇の水面下では楽天にも声が掛かっていて密かに動いていたというのは驚きです。それと意外に語られていないと思うのですが楽天のシステムを組むのに三木谷氏自らも学んでタッチしていたとは・・・。
そうそう出てこない天才の一人なんでしょう!今度は自らの手で1冊書いて欲しいものです。
お薦めの1冊です。
- 目次 -
プロローグ 孫正義と三木谷浩史
第1章:”異端”からはほど遠い青春時代
第2章:興銀マンとなり、MBA取得
第3章:孫正義との出会いと決別
第4章:ショッピングモール「楽天市場」を立ち上げる
第5章:目標は世界一のインターネット企業
第6章:新球団・東北楽天イーグルス誕生の舞台裏
第7章:狙いはITコングロマリット
第8章:フジTVvsライブドア戦争の水面下で・・・・
・・・・・!!! 超 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
売れ続ける営業マンのやっていることがわかった
高城 幸司 著
株式会社中経出版 2005年6月19日発行 1300円
営業マンにはためになる内容です。元リクルートで当サイトでも数冊紹介していますが多数の著書を持つ高城氏の新刊です。
本著は営業行動を目標・訪問・商談・仮説・契約・顧客と細分化して効果的な方法を紹介しています。
1章からあり得ないような目標を与えら得たらどう考えればいいのか?どんな営業行動に変えればいいのか?結構、本音の部分で描かれていて営業マンには共感でき、すんなりと受け入れらます。
数字が上がらないと悩んでいる皆さん、もしかしたらヒントを掴めるかもしれませんよ。
お薦めの1冊です。
- 目次 -
はじめに
目標・第1章:「来年は今年の2倍売れ」と言われたときトップ営業マンは
何から手をつけるか
訪問・第2章:1回目の訪問ですぐに契約をいただく。そのためにたるべき
こと
商談・第3章:営業成績をどんどん上げていく人はどんな話し方・訊き方を
しているか
仮説・第4章:頭を使って営業すれば商談のスピードは3倍になる
契約・第5章:締め日までにきっちりと契約をとってくる人、逃がす人
顧客・第6章:飛込み営業をしなくても新規顧客が増える人には理由があ
った
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自分の会社をつくるということ
経沢 香保子 著
ダイヤモンド社 2005年6月23日発行 1300円
トレンダーズ株式会社 女性気起業塾 代表取締役経沢氏の1冊です。以前からお名前と社名位は知っていましたが、詳しくは何も知りませんでしたので購入してみました。内容的には女性に向けてがんばろうよという応援的なものですが、男性の僕が読んでも十分に面白かったです。
トレンダーズという会社はネットを中心にF1層をネットワークしマーケティング事業を行っているようですが、女性社長の会社には結構ありますね。しかし、リクルート〜楽天という経歴を持つ経沢氏は、ちょっと他社とは違う展開をしているようです。
さて、僕が面白いなと思ったのはリクルートの営業方法に否定的な意見を持っている点です。さらに起業を考えている女性にやさしいというか丁寧な書き方をしているなと思った点です。そんなに肩肘張らなくたって大丈夫なんだから、ちょっとやってみなよ的なイメージでしょうか。結構、良い本だと思います。(実は僕にも参考になりました)
お薦めの1冊です。
- 目次 -
まえがき:女性が自分の会社を持つということ
第1章:自分の会社を持ちましょう!
第2章:立ち上げる前にやるべきこと
第3章:会社を成功させるキーワード
第4章:あなたのブランドで、オンリーワンになりましょう
第5章:社長の仕事って何でしょう?
第6章:売る人はあなたです
第7章:経営のマインドが重要です
第8章:あなたの会社を知ってもらいましょう
第9章:お金をかけずに営業しましょう
第10章:人事のエキスパートになりましょう
第11章:起業から最低三年はがんばりましょう
第12章:事業は生き物
第13章:女性の起業塾について
第14章:人生と仕事。全体を充実させましょう
あとがき
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コネなし、金なし、学歴なし ピンチをチャンスに変えるゼロからの成功法則
橋本 真由美 著
PHP研究所 2005年3月16日発行 1200円
まったく知らない会社の社長の本だったのですが、なぜか気になり購入しました。今週は、たまたま女性社長の本が2冊続きましたが元気な女性はいいですよね。
さて、本著の文章のリズムが好きです。思わず1日で読み終えてしまい、物足らなさを持ったくらいピタっときました。
内容はと云えば、少女時代には苦労した著者が東京に上京し、自らチャンスを作り出し起業、ライブドアに買収され、さらに新しい会社を起業するまでが書かれています。
チャンスの作り方というのも男性には考えられないやり方で、時任三郎が好きだという著者は、その所属事務所に電話してマネージャーという就職チャンスにつなげたり、飲み屋でとなりあった志村けんに物まねをして事務所に雇ってもらったりと、ま〜ユニークです。さらに、その後、フリーランスでデザインコンサルティング、Web系(女性サイトの運営等)の仕事など堅い方向に進むから、また面白いです。しかも元アイドルの千葉麗子まで巻き込んでしまうんだから、よほど人間的にも魅力のある人なんでしょう。さらにライブドアの社長を尊敬していて会いたいからとインタビューコーナーを作って実現し、さらにサイトを買収してもらうまで進めるんだから凄い!
お薦めの1冊です。
- 目次 -
はじめに
プロローグ
第1章:東京はシビアなコンクリートジャングルなのだった
第2章:ひとり会社誕生
第3章:ゼロからの会社設立
第4章:孤独との戦い!新しい自分の使命なのら
・・・・・!!! 超 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
ソーシャル・ネットワーク・マーケティング
山崎 秀夫 著
ソフトバンク・パブリッシング株式会社 2005年6月7日発行 1800円
正直、僕には難しかった。何が難しいかというと以前に注目された”コミュニティ”という発想とどこが違うのか?わかりやすいのは当時に比べると技術が進歩し、コミュケーションのためのツールが進歩したということです。
読んでいてよく理解できないので流し読みになってしまい、ますますわからなかった。手法は理解できるのですが、なぜ、それが良いのかがわからなかった。ということでゴメンナサイ・・・とりあえず書店で手にとってみてください。
多分、ITとビジネスの未来像の中の重要なことが書いてある気がします。
ちなみに日本の事例を18例、米国の事例を7例紹介していますし、実際の立上についても順を追って紹介していますので役に立つと思います。
念のために・・わからないのは僕の理解力がないためで、本の構成やライティングの問題ではないので。著者の名誉のために一筆!
お薦めの1冊です。
- 目次 -
序章:「コミュニティ・マーケティング」と「顧客クラブ」
プロローグ:25年間の私の仕事について話そう
第1章:ソーシャル・ネットワーキングの基本的な視点を深く理解しよう
第2章:ソーシャル・ネットワーク・マーケティングの台頭
第3章:経験マーケティングの新しい進化
第4章:多様に分岐するソーシャル・ネットワーキングの方向
第5章:米国におけるソーシャル・ネットワーク・マーケティングの動向
第6章:自社の顧客クラブ、ブランド・コミュニティの立上手順
第7章:ソーシャル・ネットワーク・マーケティングの未来像
コラム
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だから、Webディレクターはやめられない
島元 大輔 著
株式会社デジカル 2005年6月7日発行 1200円
著者の島元氏は、大阪で中小企業にありがちな何でもこなすWebディレクターとして働き、その時のプロジェクトでWebの世界では有名なキノトロープと仕事をすることで、その完成された仕事のやり方に衝撃を受け、そのままキノトロープに転職します。そして現在、ライブドアで働いているそうです。
さて、本書の内容は、Web制作の現場での仕事の進め方に沿って、ディレクターとは何をする人なのか、また、何を気をつけるべきで、どんな心構えで働けばいい仕事ができるのかを紹介しています。
現在のビジネスピープルは、インターネットを避けて仕事をするのはそんな関わりの深度は別にして無理な状況です。それならば前向きに興味を持った方がいいです。例えば自分の会社のWebSiteはどんな風に作られたのかを知るための参考になります。また、Webディレクターといっても、他のディレクターの仕事にも共通する部分は多いはずです。ですので、もしかしたらWeb業界ならばのツールや方法論で利用できるものがあるかも知れません。
超・お薦めの1冊です。
- 目次 -
CHAPTER 01:プロローグ
CHAPTER 02:僕のWebディレクター人生
CHAPTER 03:Webディレクターという仕事
CHAPTER 04:Webディレクターとしての心構え
CHAPTER 05:Webサイト制作のコツ
CHAPTER 06:よくあるWebプロジェクトの失敗例
CHAPTER 07:エピローグ
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超・カンタン!最強メディア ブログ成功バイブル
百世 瑛衣平 著
株式会社翔泳社 2005年4月18日発行 1380円
ビジネスに個人の楽しみにたくさんの人が始めているブログです。
僕はブログはやりませんなんて、以前「運営者のつぶやき」に書いてしまいましたが、その特性がわかってくると興味を惹かれてしまいました。
本書は、5人の成功ブロガを紹介し、その可能性をカンタンにみせ、では、実際にやる手順をわかりやすく解説しています。そしてライブドアや楽天、サイナーエージェントなどのブログを利用をさせてくれるサービス業者の比較をして、自分に適しているサービスとしてどこを選べばいいのか選択しやすくしています。
ブログを始めてみようという人にはやさしい内容だと思います。
お薦めの1冊です。
- 目次 -
巻頭インタビュー GMO熊谷氏
あの人もこの人もはじめてる
CoffeeBreak ブログ元年とブログの歴史
第1章:ブログで世界が変わる
CoffeeBreak ソーシャルネットワークと連動も
第2章:目指せ!最強ブロガ
CoffeeBreak RSSリーダー
第3章:どれを選ぶ?ブログサービス徹底比較
CoffeeBreak ネット中傷、荒らし対策
第4章:いつだってブログが味方だ!
あとがき
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やり抜けば仕事は必ず面白くなる! 思い抜き、考え抜いて壁を越える
大久保 秀夫 著
株式会かんき出版 2005年6月20日発行 1400円
株式会社フォーバルの代表取締役 大久保社長の著書です。そんなに派手に経済誌に取りあげられたりすることはなにので知っている方は、意外と少ないかもしれません。
しかし、ソフトバンクの孫社長と共にNCC・BOXを開発し日本テレコムに提供することで通信料金の競争が急進し、NTTも料金を下げざるを得なくなった。今、通信料金はすごく安くなっていますがその一翼を担ったといえるでしょう。
そんな大久保社長の経営哲学を紹介することで、皆もがんばれと・・・そして一番のテーマは”諦めるな、とにかくやり抜け”それが成功するための必須だという風に、僕には読み取れました。
超・お薦めの1冊です。
- 目次 -
はじめに
プロローグ:25年間の私の仕事について話そう
第1章:営業ぎらいだった私の営業哲学
第2章:考え抜いて、やり抜く「新規事業」成功の「法則
第3章:壁を乗り越える”大久保流”経営の要諦
第4章:たくさん失敗してきたからこその私の人生哲学
第5章:若き獅子たちへ-人生を仕事を、とことん楽しみなさい
エピローグ
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兼業・週末起業から始めて1年で1億2000万円ネットショップを作る
市田 美加 著
ダイヤモンド社 2004年7月8日発行 1400円
多くのネットショップ成功者の著書を見かけますが、結局、どの方も恐らくリアルショップを経営したとしても成功していたのではないかなと思います。つまり、メールマガジンの効果的な使い方とかSEO、広告の方法など確かにテクニカルな面が成功要因になっているのでしょう。しかし、知識として知っていても、それを必死に実行できるかというヒューマンな部分が大きく寄与するのではないかと思います。
例えば僕も通販サイトをやっていて、この手の本を何冊か読んでいますので知識はしっかりあります。しかし、ショップは流行らない。極めて当たり前なのですが成功する人は成功すべく行動をしているということです。
少し、本書に触れておくと著者が本業を持ちながらネットショップを始め、今は専業として年商1億2000万円までに成功させたという内容です。その中で著者が自分の経験を踏まえながらネットションプを成功させるためについて紹介しています。
そして、楽天などのモールに参加せず独立型として成功させた自信のせいか著者の語り口調には力強さに溢れています。また、大きな投資をして始めたわけではなく、私達でもできる位のレベルから成長させていった方法、考え方、行動はネットショップに興味のある人には非常に役立つと思います。
お薦めの1冊です。
- 目次 -
はじめに 事業で始めて1年後に繁盛店になる
第1章:本業を辞めずに始める
第2章:ネットショップ経営の知識を身に付ける
第3章:1年間の売上げ計画
第4章:メールマガジンを極める
第5章:必ずやってくる転換期に差をつける
終わりに
・・・・・!!! 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来
児玉 博 著
日経BP社 2005年6月6日発行 1700円
本書は日経ビジネスに2000年10月2日号〜2001年7月9日号掲載されていたものに加筆されたものです。中にはリアルに読んだ方もいらっしゃるかもしれません。何冊か孫氏の生まれから現在までのストーリーものは出版されていますが、本書は2002年位までを書いています。
今更細かいことを書いても仕方ないので、他の本を読んでない方にはいいかもしれません。
ちなみにあまり書いてないのはつまらなかいらではなく、他の本でも書いているので基本的に変わるものではないからです。
お薦めの1冊です。
- 目次 -
プロローグ
第1章:1957年〜1981年
第2章:1981年〜1985年
第3章:1985年〜1994年
第4章:1994年〜2000年
第5章:2000年〜2001年
第5章:2001年〜
エピローグ
・・・・・!!! 超 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
史上最短で、東証二部に上場する方法
野尻 佳孝 著
アメーバブックス 2005年6月7日発行 1500円
ウェディング事業を行うテイクアンドギブ・ニーズ株式会社(T&G)の32歳 野尻社長のパワーストリーです。数年前から注目していた経営者の一人であり、企業だったのですぐに購入しました。ま〜エネルギーの塊りのような人ですね、サラリーマン金太郎でも読んでるような気分になります。
ウェディング市場に後発でハウスウェディングという事業をもって参入し、あれよ、あれよという間にそのポジションを確立したT&Gですが、その起業時は狭い事務所から始まり、どのように成長していったのか、その秘密は?読んでてとにかく面白い。思わず話作ってない・・とツッコミたくなるような展開です。
最近というか、ここ数年は起業というと「ITベンチャー」みたいなイメージがありましたが、アナログな業界にしかも後発で参入して一気に成長する。お見事の一言です。
さて、かつて渋谷のチーマーだったという主役 野尻社長はビジネスにおいて何を大切にしているのか?その行動の裏腹に細かい気遣いがあったりする、さすがの人物であることは間違いありません。正直、羨ましい生き方です。
ITベンチャーではなく起業を考えている人は勇気付けられる内容だと思います。
超・お薦めの1冊です。
- 目次 -
前書きにかえて
第1章:江戸川のガキ大将、「起業家」を目指す
第2章:ラガーマンからサラリーマンへ
第3章:経営は、苦しい。けれど、楽しい。
第4章:上場は1日にしてならず〜後書きにかえて〜
・・・・・!!! 超 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
さおだけ屋はなぜ潰れないのか?身近な疑問からはじめる会計学
山田真哉 著
光文社新書 2005年2月20日発行 700円
とにかく視点が良い面白い1冊です!
読み終わるまで気づかなかったのですが、すでに数冊紹介している「女子大生会計士の事件簿」の著者 山田真哉氏の新作です。
トラックにさお竹を積んで街を走るさおだけ屋さん。そんなに買い替え需要があるわけでもないのにナゼ仕事として成り立つのか?また、ベットタウンにある高級フランス料理店は、なぜ、成り立つのか?そんなにお客がいるのか?などなど確かにちょっと視点を変えてみるとなぜ、成り立っているのか知りたくなる仕事はたくさんあります。
著者はその中からいくつかを取り上げ、その仕組みを会計士的視点(?)から解説しています。そしてそれは思わず、なるほどねと頷いてしまいます。
僕としては、これをシリーズにしてくれないかな?と思ってしまいました。他にも数は少なくなったけど駄菓子屋さんとか町中の商店街の洋服屋さんなどなど、その構造を知りたいの仕事はたくさんあります。
ちょっとした雑学にもいけますよ。
超・お薦めの1冊です。
- 目次 -
プロローグ どうして「会計」はむずかしいのか?
エピソード1:さおだけ屋はなぜ潰れないのか? -利益の出し方-
エピソード2:ベッドタウンに高級フランス料理店の謎 -連結経営-
エピソード3:在庫だらけの自然食品店 -在庫と資金繰り-
エピソード4:完成したのに怒られた -機械損失と決算書 -
エピソード5:トップを逃して満足するギャンブラー -回転率-
エピソード6:あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか?
-キャッシュフロー-
エピソード7:数字に弱くても「数字のセンス」があればいい -数字のセンス-
エピローグ 普通の人が「会計」を学ぶ意味
あとがき
・・・・・!!! 超 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
とことんやれば、必ずできる
原田 永幸 著
株式会社かんき出版 2005年4月22日発行 1400円
著者はマクドナルドホールディングスの会長兼社長兼CEOの原田氏です。日本NCR、アップルコンピュータなどのコンピュータ業界から外食産業という畑違いの世界にきても経営者として活躍する著者、さてそのビジネスに対する考え方はどういったものか?キーワードは「成長」です。原田氏曰く「仕事でも趣味でも、会社も個人もすべての面で成長したい」ビジネス面は前述のキャリアを見れば一目瞭然ですが、プライベートでも長年やっているというドラムを続けスクールにも通っているというのだから生活に対する管理能力がわかります。
僕が読んで気になったキーワードは「投資」です。冒頭が出てくることですが「時間を消費に使うのか、投資に使うのかで人生は大きく違う」と述べています。つまり何もせずに1日を過ごせば時間を消費しているだけ、また日々同じことを繰り返していても時間の消費で自己成長が望めない。投資とは”新しいプロセスに取りくむこと”ものごとの結果を早く出すことで、短縮された分の時間を作り出し密度の濃い時間を重ねることで生産的な人生が形成されるということです。
全体的にはビジネスについての氏の考え方が述べられているのですが、非常に参考になると思います。
超・お薦めの1冊です。
- 目次 -
まえがき
第一章:短期間で成長するための自己投資術・・楽しみながら変化す
るために
第二章:まずは、とことんもがいてみる・・いい考えがひらめく人の共
通点
第三章:「一度決めたこと」は最後まであきらめない・・目標を必ず達成
するための簡単な考え方
第四章:結果こそすべてだと考える・・数字を上げるための仕事術
第五章:転機を味方につける人が勝つ・・現実から逃げるのではなく立
ち向かう気迫を持つ
・・・・・!!! 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
YAPPA17歳 -ITビジネスに学歴も年齢も関係ない-
伊藤 正裕 著
株式会社講談社 2005年4月23日発行 1200円
何人か十代で起業している人たちがいますが、その中でもIT業界で活躍されているYAPPAの伊藤社長のパワーストーリーです。
インターナショナルスクールに通い、留学も経験していることが影響しているのか、やっぱ(社名の由来だそうです)、他の日本人とは発想や行動力が違います。
16歳の時に携帯電話の占いコンテンツをきっかけに起業されたようですが、普通は面白いと思っても起業は考えないと思います。色々と父親の支援があってのものではあるようですが交渉相手にミスタードーナッツやセブンイレブンなどの大手に行くのですから普通じゃない。
当初から3Dを追求し詐欺まがいのことにあったりと、かなりキツイ局面もあったようですが、そこを乗り越えているわけです。しかし、優れた3Dの技術がイスラエルの会社にあれば、交渉・成約させる、いくら英語ができるとは云え凄いものです。
恐らく経験豊富なビジネスパーソンでも眠れなくなるような困難を乗り越える考え方や行動力は年齢関係なく学ぶべき点は多いです。
超・お薦めの1冊です。
- 目次 -
はじめに
第一章:はじまりは十六歳
第二章:群がる詐欺集団
第三章:家族と私
第四章:ベンチャー殺しの罠
第五章:流れを変える、流れを作る
第六章:ビジネスセンスを磨く
第七章:3D近未来
・・・・・!!! 超 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
孫 正義のクレージー経営者宣言
竹村 健一 著
株式会社太陽企画出版 2005年5月17日発行 1400円
いつでも業界を問わずビジネスパーソンから注目を集めるソフトバンク総帥の孫氏の最新本です。対談も最新版ですから興味深い内容になっています。今後のソフトバンクの向かう方向や孫氏の方向性などスケールが違っていて凄すぎます。
アメリカのFCC前長官のマイケル・パウエル氏にクレイジーな経営者だと呼ばれた、それがタイトルとなっています。何がクレイジーなのか、それは日本の通信業界に風穴を開け、極端な価格引下げと猛烈なスピード化を実現した経営者だということのようです。確かに日本のインターネットの普及にYAHOO!BBの貢献したことは間違いのないところだと思います。一時期は駅前にか必ずのYAHOO!BBの街頭活動が行われていました、それでADSLという高速通信が一般に普及したからこその楽天やライブドアの成功につながり、なんとなく湿っていたIT業界の活性剤になったのでしょう。
しかし、当然ここで留まるような普通の経営者ではない孫氏、今度は携帯電話市場に乗り出し様々な障害と戦っているのですが、その辺にも触れていて面白いですよ。そして、昨年話題になったプロ野球 ソフトバンクホークスの経営についても触れています。
この本の中にはITに関して重要なキーワードがあると思います。その1つは「デジタル情報産業は四つのCを統合する産業」だと孫氏は述べています。四つのC「コンテンツ」「コミュニケーション」「コミュニティ」「コマース」そのことにより社会活動全般をネットで支える。それが孫氏の目標であり、ソフトバンクの役割としています。
さらに孫氏個人は将来、ソフトバンク・アカデミアをつくりソフトバンクのDNAを書き込み、最終的に「孫 正義の最大の役割は、ソフトバンク・グループを貫く哲学の創始者であり、グループのDNAを設計したアーキテクトだといわれたい」そうです。これはグループ社数5000社を目指し、実現可能な孫氏にしか云えないですよね。スケールでかいわ。
超・お薦めの1冊です。
- 目次 -
本書へのメッセージ -孫 正義
第1章:クレージー経営者が世界に風穴をあける【対談】
第2章:志と正義のための闘う経営者
第3章:理想を形に変えるソウフトバンク・ホークス
第4章:日本は世界最強の情報インフラを手に入れた【対談】
第5章:世界一のブランド「YAHOO!」が奇跡を起こす
第6章:見果てぬ夢を語り、実現する男
第7章:BB放送からソンフトバンク・アカデミアへ【対談】
第8章:デジタル情報革命を極限まで押し進める
第9章:ソフトバンク・グループ5000社への始動
あとがきに代えて
・・・・・!!! 超 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
2分以内で仕事は決断しなさい
吉越浩一郎 著
株式会社かんき出版 2005年4月22日発行 1400円
社長のお名前まで記憶にありませんでしたが面白い企業だなと思っていたトリンプ・インターナショナル・ジャパンの吉越社長が効率を重視した取り組み、組織論、マネジメントについて紹介しています。その特徴は徹底したムダのなさ、この点に尽きると思います。
トリンプは女性下着メーカーですから男性には縁がありませんが、この企業の仕事への取り組みは幅広いジャンルに参考になるでしょう。。
タイトルの通り決断は2分で下す、そして、なぜ、会議を重視し、スピードを重視するのか?
ご存知の方も多いでしょうが仕事への集中タイムとして電話を取り次がない時間帯があったり、残業はしてはいけなくて時間になると会社に残れないように消灯してしまう。少なくとも大手でこんな取り組みをしている企業は他にないのではないかな。そして、それは、外資系の企業だからというよりも社長の考えを反映した企業文化なんだと思います。
外資系の下着メーカーなんて聞くとお洒落なイメージを持ちますが、結構泥臭い感じだったりします。
僕が参考になったのは「仕事が宿題にならないうちに動き出せ」つまり仕事は発生した時にやるのが一番面白くて、興味も一番持てるし、情報も頭の中に入っているので積極的になれるというわけです。これはわかりますよね、何か振られら時に面白いな〜と思っていても先送りにすると面倒くさくなったりしますからね。こうなれば「やらなくてはいけない仕事」「やらされる仕事」になってしまい宿題になってしまうということなのです。
それと「システムD」という考え方!これは「難しい問題があっても、ちょっとした工夫をして解決しよう」というものです。
とても、書ききれないけど他にも取り入れるかどうかは別として参考になるお話が満載です。
超・お薦めの1冊です。
- 目次 -
はじめに
第1章:スピードのない会社は生き残れない
第2章:会議でスピードは速くなる
第3章:利益を生み出す「ムダ取り仕事術」
第4章:仕事を100倍面白くする方法
第5章:デキる社員は勝手に育つ
第6章:利益を生む組織を作りなさい
・・・・・!!! 超 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
出る杭になれ!「いい人」やめれば仕事ができる
堀場雅夫 著
祥伝社 2001年2月20日発行 476円
実は平成9年に発行された本の文庫版ですから古いのですが、堀場製作所の堀場会長の著書は読んだことがなかったので購入してみました。
当時の四十代への応援のような内容なのですが、40歳の人でもすでに48歳。僕はその下の世代なのです。
今の40代、僕も含めて参考になる話は多いです。すいません内容については触れていませんが476円ですから買って読んでみてください。これじゃ、このコーナーの意味ないか(笑)
お薦めの1冊です。
- 目次 -
まえがき
第一章:四十代が会社を変える、日本を動かす
第二章:四十代で伸びる人、失速する人
第三章:部下との接し方、伸ばし方
第四章:社長、部長といかに接するか
第五章:四十代で自己実現するために
・・・・・!!! 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
Peal/CGI職人気質
羽田野 太巳 著
ソフトバンクパブリシング 2004年8月1日発行 2480円
すいません!今週は自分のためのテクニカルな本です。
- 目次 -
序:基本知識の確認
壱:すべての基本はフォームにあり
弐:文字列操作をとことん極める
参:CGIメールの礼儀作法
四:ネットワークプログラミング
五:XMLの扱い方
六:ホスティングサーバハック 〜環境にフィットしたスクリプト開発〜
七:環境非依存、最強CGIの作り方
八:ホスティングサーバで行うアクセス解析
九:その他の重要な技法
拾:堅牢なセキュリティを確保する
付録
索引
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ファンサイトマーケティング 企業のファンがネットの「クチコミ」で増えていく
日野 佳恵子 著
ダイヤモンド社 2005年4月14日発行 1500円
以前から気にはなっていたのですが、タイトルを見てコミュニティものかと思い買いませんでした。しかし、数回、書店に行っていると、どうしても気になり目を通して見ると参考になりそうなキーワードが飛び込んできましたので購入!
数年前に流行ったコミュニティに注目が集まりましたが、失敗した事例も多かったようです。僕も3年前にクライアントに提案し、サイトのリニュアル、運営を請け負い、結果、微妙なこととなりましたがつい先月契約終了しました。
結局集客の壁を破れなかったことに原因がありました。では、この「ファンサイト マーケティング」とはいかなるものなのか?コミュニティとは違うのか?
「コミュニティ」と「ファンサイトマーケティング」とはどこが違うのか?実は僕にはまだ理解し切れていませんが、1ついえるのは意思の違いにあるのかなとは思いました。
サイトにマーケティング機能やコミュニティ機能を持たせるという方法論は同じですが、ユーザー数を広げることに主眼をおくのではなく、特定の商品を中心にしてコミュニティを築くことで濃いファンをつくる点にあります。それには例えば、ユーザーにプレゼントをあげるという単純なメリットではなく一緒に商品開発をバーチャルで経験してもらうことだったりと参加意識みたいな意思を通じたWin・Winの関係にあります。
それから大きなポイントだと思ったのは企業サイドがWebSiteを明確に位置づけられるかという点で、つまり、掛かるコストから得る利益は何かということを明確にすることです。
ユーザーの声が聞きたいというマーケティング主体のサイトから直接的利益を得ようとするのはおかしな話で広告費ではないのですから間接的利益を得ることに評価ポイントを持ってくるべきです。しかし、企業では往々に誤ってしまうケースが多いようです。したがって、他のセクションにもキッチリと事前に理解させ全社的なコンセンサスを持つことは重要です。
もう少し上手に伝えたい本なのですが、とにかくWeb系、マーケティングの仕事をしている人には勉強になると思います。
超・お薦めの1冊です。
- 目次 -
はじめに
第1章 ファンサイトマーケティングは
ファンサイト事例1:ダスキンの企業集団を支援「ビビサージュ」
第2章 企業Webサイトの現状と方向性
第3章 企業事例に学ぶ、成功するファンサイト
ファンサイト事例2:会員40万人突破!クチコミ情報が毎日1万件以上「ベネッセウィメンズパーク」
ファンサイト事例3:評価、自慢など本音情報こそが価値「マツダウェブメンバーズ」
ファンサイト事例4:対戦相手、スポーツ仲間をマッチング「スポコミ」「ミズノ ゴルファーズランド」
第4章 具体的メリットに絞り込んだファンサイト
ファンサイト事例5:みんなの声からモノづくり!「無印良品ネットコミュニティ」
ファンサイト事例6:ファンサイトで新たなファンを増殖させる「プリモエル・はーとねっと」
ファンサイト事例7:化粧品のクチコミ&比較サイトコミュニティ「@COSME」
ファンサイト事例8:あらゆるモノを購入できる場を目指す「アマゾン」
第5章 価値を生むファンサイトを作る
ファンサイト事例9:お酒を楽しむ女性たちのリアルをつなぐ!「キリンビアジェンヌ.com」
おわりに
・・・・・!!! ★超 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・ |
ホームページ担当者が知らないと困るWebサイト構築・運営の常識
佐藤 和明 著
ソシム株式会社 2005年4月5日発行 1500円
中小企業のホームページ担当者に向けられた構築から運営までの常識を紹介している本です。
僕自身は発注側、受注側両方の立場を持っているので興味深く読み進めていましたが、
SEO対策あたりでだれちゃいましたが、これから担当になる人には総合的に理解できるので大変、参考になると思います。
お薦めの1冊です。
- 目次 -
第1部 ウェブマネジメントの流れ
第1章 ウェブサイト構築&リニューアルのための基礎講座
第2章 外注先との交渉と作業進行上の注意ポイント
第2部 SEO対策と新しいマーケティング手法で図る売上増
第3章 アクセス数を増やすSEO対策
第4章 ウェブマーケティングの基本とマネジメント
第3部 ウェブマネジメントの危機管理
第5章 個人情報保護法の基礎知識と実務的な対応策
・・・・・!!! 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・・
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ヒルズな人たち IT業界ビックリ紳士録
佐々木 俊尚 著
株式会社小学館 2005年5月10日発行 1400円
なぜかITベンチャーの経営者を集めた書籍は2週間で3冊目です。しかも堀江、三木谷、孫社長に関しては3冊に共通で掲載されています。
さて、今回の本は著者が新聞記者出身のフリージャナリスト方のせいか、今までのものとはちょっと視点が違っていてネガティブな要素にも切り込んでいます。ただ、その切り込み方が金持ちはみたいな感じがして僕は正直、ちょっと嫌な気分になりました。でも、続けて2回読みましたので文章や内容はさすがに面白いと思います。なんていうのか文章の構成が飽きないようになっていて、流れがきっちりあるのでスルッと読めます。
しかも最近、表舞台であまり聞かなくなった光通信も取りあげています。コピー機の販売に注力しているのは営業の電話でわかっていましたが業績を回復していたとは知りませんでした。皮肉なことに光通信の前項に元クレイフィッシュの松島氏を持ってくるんですから、なんとも・・・・。
ベンチャー系に興味のある方で、多少、裏話みたいなことに興味のある人にはお薦めの1冊です。
- 目次 -
プロローグ−ヒルズな人たちってどんな人?
第1章 今をときめく勝ち組たちの波乱万丈
ヒルズ列伝1 ミもフタもない人間嫌いの男 ライブドア 堀江 貴文
ヒルズ列伝2 財界の本流を狙うネット業界の「守旧派」 楽天 三木谷 浩史
ヒルズ列伝3 転がり続けるアジデーター ソフトバンク 孫 正義
ヒルズ列伝4 ネット広告会社上場で巨富を得た男 サイバーエージェント 藤田晋
第2章 破天荒でなければ「ヒルズな人」じゃない
ヒルズ列伝5 宇宙旅行に二十二億払う男 投資家 榎本 大輔
ヒルズ列伝6 「助け合いのネット」を作りたい オーケーウェブ 兼元 謙任
ヒルズ列伝7 悪名高き父の会社を最先端企業に USEN 宇野 康秀
第3章 このジェットコースター人生を見よ
ヒルズ列伝8 麻布高校「落ちこぼれ」1日五百円奮闘記 SENTIVISION 明瀬 洋一
ヒルズ列伝9 IP電話で敗者復活を狙う史上最年少上場男 M2X 松島 庸
ヒルズ列伝10 ヒルズな人ではなかった「スーパー営業マン」の復活
光通信 重田 康光
エピローグ-どこへ行く?ヒルズな人たち
・・・・・!!! 超 超 超 超 超 お薦め !!! ・・・・ |
ドリームメーカー
大下 英治 著
ソフトバンク パブリッシング株式会社 2005年4月25日発行 1500円
ITバブルの時代を彷彿させるように、最近ITベンチャーの経営者のメディアの露出が目立ちます。そして、今回はホリエモンを始めとしたITベンチャー企業に関しての書籍を2冊紹介します。
しかし、よくよく考えてみるとバブル時代にも注目されていた人達なんですね。
それぞれの会社が当時より成長していますが、その内容についても触れています。
「ライブドア」「楽天」「GMO」「ソフトバンク」の共通点といえば話題のM&Aを重ねることで成長してきたITベンチャー企業です。
ライブドア、楽天、ソフトバンクに関しては2冊とも過去の書籍からの引用が多く、全て読んでいる僕には物足りませんでした。他の会社に関しても何らかの形で知っている内容なので、そんなに目新しいものではないのが残念です。しかし、それらには明記していなかった数字などが記述されている点などは興味深いものでした。
しかし、プロ野球、ニッポン放送買収の件でこれらの企業に興味を持った人にはダイジェスト版みたいなものですのでお得かもしれません。
お薦めの1冊です。
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堀江貴文:その前史
孫 正義:その前史
熊谷正寿:その前史
藤田 晋:その前史
エピローグ:より大きな成功を目指して
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これがIT長者の儲け方だ!
天才工場 著
東邦出版社 2005年5月5日発行 1429円
- 目次 -
堀江 貴文-ライブドア:絶えずニュースの中心となる日本経済の風雲児
三木谷 浩史-楽天:日本発ベンチャー企業の雄偉楽天グループの創設者
孫 正義-ソフトバンク:もはやITの枠を超えた稀代の仕掛け人
熊谷正寿-GMO:夢と計算を両立するスピーディーな学究肌
藤田 晋-サイバーエージェント:インターネット広告の寵児を支えるストイックな経営哲学
堀主知ロバート-サイバード:学生起業家から出発して創業2年でジャスダック上場
大川弘一-まぐまぐ:相対商法でメルナガを起業しノーリスクで事業を拡大
落合正美-インデックス:不屈の起業家魂を持つコンテンツ制作の第一人者
高須賀宣-サイボウズ:ケチケチかちかち経営で東証二部上場最短記録を達成
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ウェブクリエイターのハローワーク
月夜野 凛子著
株式会社毎日コミュニケーションズ 2004年12月14日発行 1150円
なんとなく購入してしまった1冊ですが結構面白い本でした。
ウェブデザイナーの著者が雑誌「WebDesigning」に連載していた「凛子先生のよもやま話」を大幅に加筆・修正したものです。僕もこの雑誌は購入していますからこのコラムは読んだことがあります。
今は日本中に多くのフリーのウェブデザイナーやウェブクリエイターが働いていると思いますが、わかるわかるという話が多いと思います。覆面座談会も面白いですし、同業の方はニヤニヤしながらサイト制作の合間の息抜きに読むことをお薦めします(笑)。
お薦めの1冊です。
- 目次 -
はじめに
第1章: ウェブデザイナーになってよかった(の?)
「スペシャル:図解!ウェブデザイナーの医学」
「マル秘覆面座談会:クリエイター編」
第2章:ハエガワマチコさんもSOHOクリエイターだった
「スペシャル:凛子先生の仕事場第解剖」
「スペシャル:凛子先生のある日のスケジュール」
「マル秘覆面座談会:クリエイター編」
第3章:クリエイターのための結婚論
「スペシャル:愛と憎しみのウェブ業界相関図」
「マル秘覆面座談会:オンナ編」
第4章:ウェブクリエイターになる秘密のテクニック
「スペシャル:クリエイター成り上がりすごろく」
「マル秘覆面座談会:スクール編」
第5章:シアワセなクリエイターになる7つのヒント
おわりに
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リクルート式 燃える営業マンのつくり方
廣末 好彦著
株式会社中経出版 2005年4月17日発行 1500円
多くのリクルートに関する本が出版され、リクルートという会社の強さの秘密を様々な著者が自分の関わっているスタンスから紹介しててきました。本書も8年間、リクルートと契約し、パーソナルアドバイス制度の推進担当として研修、カウンセンリングを行ったという著者の今までの著者達とは違った外部の人間としての立場からみたリクルートの良さ、強さを紹介しています。
そして、著者はトヨタ生産方式に匹敵するくらいのモデルとして「人と組織の活性化」というリクルートの「人づくりの革命的システム」を評価しています。
今まで語られていた創業者 江副氏の組織感は、リクルートの良さ、強さを考えるときに最も重要でありながら、どうも身内の人間が書いていたせいか感情的な部分がなんとなくチラついていたように感じるくらい、本書は冷静に第三者の江副氏の組織感が示されていると思います。
リクルートという強い独自文化を持った企業では、組織体系の役割と社員との関係性はどうなのか?非常に興味深い内容です。やはり一昔前のリクルートと言えばイケイケドンドンの営業マンのハードワークというイメージがあり、実際そうだったのだと思いますが、当然ついていけない社員もいたはずです。しかし、そこにキチンとフォローする体制があったとは僕も知りませんでした。
しかし、何よりも興味深いのは利益を上げさせるために社員をもっとも有効に働いてもらうための組織つくり、人間つくりという点です。そこにはプロフィットセンターという組織的なシステムがあったり、今で言う360°評価という人事評価システムだったり、早くからのERP的数字管理方法の導入などがあることであり、とにかく社員のモチベーションを高く維持できるという点がリクルートの強さだと感じました。
お薦めの1冊です。
- 目次 -
はじめに
序章:リクルートはこうして誕生した
第1章: 一人勝ちのしくみは「稼ぐ人材」と「独占市場の構築」に
第2章:「心理学」の活用で人を動かす
第3章:必然的に問題が解決し、人が育つシステムを社内にくみこむ
第4章:全社員のアイデアが採用されるしくみをつくる
第5章:売れる営業マンを量産せよ
第6章:現代社会で生きていく知恵はリクルートで学んだ
あとがき
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