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お薦めの1冊バックナンバー part 4
吾人の任務  MBAに学び、MBAを創る  3/31
堀 義人著
東洋経済新報社 2002年3月28日発行 1800円

あちらこちらでお名前は拝見するグロービス代表の堀氏の著書です。
グロービスが出版している「MBAマネジメント」などの本は、持っている方も多いとは思いますが、堀氏のパーソナルな部分についての本は初めてではないのかな?
他のベンチャー系の書籍で名前が出てくるケースはあったち思いますが。
このパーソナルなところで何故、グロービスを設立したかがわかります。
マスコミで知っているイメージと全然違っていて、言い方は良くないかもしれませんがガチガチの人物像があったので意外でした。また、グロービズのコンセンプトも非常に素晴らしいなと思います。ビジネスですから競争心や成果主義的な要素は必要ですし社員に対するモチベーションの持たせ方、待遇、リクルーティングへの考え方など企業の在り方として見習いたいものです。
今さらながら、もし、僕がもう少し若ければ働いてみたいなと思わせる企業だと思います。

目次
第1章:ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)への留学
第2章:吾人の任務
第3章:創業と歴史
第4章:グロービス・ウェイ
第5章:MBAを創る
付録:コラム集
おわりに

・・・・・!!!!!  超 超 超 超 超 お薦め  !!!!! ・・・・・
知的プロフェッショナル戦略 知的社会で成功するビジネスマン11の心得  3/24
田坂 広志著
株式会社講談社 2002年3月18日発行 1500円

終身雇用も保証されず、「リストラ」「倒産」が嫌でも自分の身に降りかかってくる可能性があります。だから、会社を首になっても個で生きられるように自己投資が必要で、例えば資格を取ったほうがよい、それが時代を勝ち抜くことだみたいな論調があったりもします。
しかし、本書では自己投資という考え方について、「求められる人材」より1つ上の「活躍する人材」になるにはという考え方が示されています。その2つを「ナレッジ・ワーカー」(求められる人材)と「知的プロフェッショナル」(活躍する人材)に分けています。ナレッジ・ワーカーは求められはするが不必要になったときには不要になる人材、一方、知的プロフェッショナルはディープ・ナレッジ(暗黙値)をもった替えの利かない人材としています。
ちょっと、職人さんの「生き残るには腕をつけなきゃ」という考え方と同じにも感じてしまいましたが・・皆さんはどうお考えになるでしょうか?

目次
第1話:「ナレッジ・ワーカー」ではなく「知的プロフェッショナル」をめざせ
第2話:「知識の流通革命」が始まり「中抜き現象」が起こる
第3話:「知識資本主義」の時代は「勝者一人勝ち」の時代となる
第4話:「知識社会」では「収益逓増」のキャリア戦略を取れ
第5話:「キャリア戦略」には「波乗り」の戦略思考が求められる
第6話:「自己投資の戦略」における「三つのポイント」を誤るな
第7話:「師匠」を見出し「ディープ・ナレッジ」を学べ
第8話:「傾聴力」と反省力」という「メタ・ナレッジ」を身に付けよ
第9話:「智恵の等価交換」と「共感」のネットワークを築け
第10話:「個人カンパニー」の時代には「個人ブランド」を生み出せ
第11話:「パーソナリティ」こそが「最高の戦略」となる
謝辞

・・・・・!!!!!  超 超 超 超 お薦め  !!!!! ・・・・・
これで思い通りのシナリオが描ける ビジネス戦略の技術    3/24

野口吉昭/HRインスティテュート著
株式会社翔泳社 2001年11月21日発行 1580円

別にコンサルタントデモないし、会社を経営している訳でもないから関係ないや・・と思いの方は無理して役立てようなどと思わずに読んでみたらいかがでしょう?サイズも手帳サイズですから軽いし、戦略ものの本は頭を使って応用していけば固いイメージの会社経営とかだけではなくお店の経営とか人生設計とかにも役立ちますよ。。多分!
まぁ、雑学で知ってても損のないことですからMBAなんちゃらとか分厚い戦略なんちゃらとは違ってポケットにスッと入れて電車の待ち時間やトイレタイムにでも読んでみたらいいと思います。

目次
はじめに
PART1:なぜ戦略の技術が必要なのか
PART2:戦略の基礎知識
PART3:戦略分析ツールの実際
PART4:戦略構築の基礎
PART5:戦略シナリオのつくり方

・・・・・!!!!! 超 超 超 超 お薦め!!!!! ・・・・・

住中先生のビジネス強化塾
管理職のための「課題・目的別」office操作ガイド 3/16
住中光夫編
株式会社翔泳社 2001年11月21日発行 1580円

正直、僕には合っていない本でした。装丁が良さそうなのではじめの方を読んで購入したのですが・・すでに知っていて普段からやっているこなので失敗でした。しかし、それは、たまたま僕がこの本で書かれている事を理解できるような環境で働いているからです。
さて、この本ですがミドルマネージャに向けてOfficeを使ってコンピュータスキルを持って効率・効果の期待できるマネジメントをするには・・といった感じの内容です。結構、Officeを使いこなしている人はいません。せいぜい、エクセル・ワードといったところですか、ちょっと気の利いた人でパワーポイントまででアクセスを使える人は少ないと思います。
しかし、この本では仕事の用途に合わせて、実践的にソフトの使い方を紹介しています。
確かにワードの機能は高くなっていますが企画書等はパワーポイントの方が適しているかなと思います。多くの企業のパソコンにはビジネスソフトにOfficeがインストールされているでしょうから、あまりコンピュータが得意ではないと思っているミドルマネージャの方達は読むと自己成長に繋がると思います。

目次
はじめに
PART1:ミドルマネージャのビジネス強化術
第一章:IT時代の動向とビジネス活動
第二章:ミドルマネージャのビジネス活動での役割
第三章:ミドルマネージャの行う仕事
第四章:ミドルマネージャのビジネス実践ガイド
PART2:ミドルマネージャのビジネス実践法
第五章:うまく仕事を行うには
第六章:アナログ情報とデジタル情報の活用
第七章:クライアントコンピューティングの実践
第八章:Officeソフト活用のポイント
PART3:ミドルマネージャのOfficeソフト活用術
第九章:計画立案に利用する
第十章:企画書・報告書作成に利用する
第十一章:部下の指示や指導へ利用する
第十二章:データ分析を行う
第十三章:新たなコミュニケーションを行う

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サラリーマンIT道場  3/16
大前 研一著
株式会社小学館 2002年3月20日発行 1500円

どうなんだろう?僕は興味が湧かずに終わってしまいました。
どうも大前氏の本とは相性が悪いのか、いつもしっくりこない。しかし、当然あれだけの方な訳ですから内容は良いはずです。

目次
プロローグ:ボーダレスな思考でニュースを読もう
第1部「ITニュース編」
第1章:世界のITがよくわかる
第2章:日本IT事情の真相
第3章:21世紀はどうなる?
第2部
IT人物編

・・・・・!!!!!  お薦め  !!!!! ・・・・・
営業が活きる企業、活きない企業   3/10
依田 憲枝・株式会社コンフィデンス編
日経BP出版センター 2002年2月1日発行 1143円

営業アウトソーシング(コンソーシング?)の株式会社コンフィデンスが扱った実例を元に営業アウトソーシングの仕事をわかりやすく解説しています。実例の中にも出てきますが技術開発のベンチャーはどんなに良い製品が出来ても、売る術がなければ世の中に出せず成功へとは到達できません。また、営業部隊があったとしても何らかの事情で効率よく機能していないケースもあるでしょう。そんな企業には選択肢として営業アウトソーシングは検討の余地ありではないかな?まずは概要だけ知るためにも一読する価値はあると思います。また、営業マンの人達にも本文の中に結構、細かく効率の良い、効果の高い営業ノウハウが出てきますので参考になると思います。
多分、リクルート系の営業方法を知っている人達や中小企業の営業ノウハウのしっかりした企業にお勤めの人達には目新しい話ではないと思いますが・・・。
私事ですが、僕も1年ぶりに毎朝2件くらいの新規TELをする時間を作るようにしていますので本著には勇気付けられました。

目次
はじめに
エピソード1:「自信」と「過信」の隙間  −技術ベンチャーの落とし穴−
エピソード2:挟み撃ち  −前には迅速な営業部長、後ろには派閥の綱引き−
エピソード3:「客のことなら、よーく解っているさ」  
−ベテランとマンネリ化は背中合わせ−
エピソード4:「おたくはウチのパートナーさ」  
−理解と協力でしなやかな経営を的確にサポート−

・・・・・!!!!!☆超 超 超 超 超☆ お薦め!!!!! ・・・・・

新世代ビジネス、知っておきたい四賢人版 マーケティングの心得   3/10
成毛 眞編
株式会社文藝春秋 2002年3月6日発行 1500円

元マイクロスフトのと書き出さなくてもいいですね!成毛氏が4人のビジネス界とは違う分野の方とマーケティングをKeyに対談形式になっているのが本著の内容です。中でも個人的には元陸上自衛隊幕僚の松村劭氏と軍隊の戦略とビジネスの戦略をリンクさせている話は、特に面白いです。仮説を立てることがいいのか、悪いのか?相変わらずビジネス誌では戦国時代の話や武将が好んで取り上げられていますが、この本はもっと近代戦で語られています。他にも唐津一氏や精神科医の和田秀樹氏、元官の安延申氏などと各分野とマーケティング論が展開し一般のマーケティング論とは違っています!
さすが、成毛氏と唸ってしまう、マーケティング分野とは違う人からポイントや視点を引っ張り出せる頭脳は羨ましいものです。お薦め!

目次
はじめに
第0章:いま、なぜマーケティングなのか?
第1章:なぜ、日本のマーケティングは戦略的ではないのか?
第2章:日本のプロダクトマ−ティングかこのままで大丈夫なのか?
第3章:もっとマーケティングに役立つ心理学はないのか?
第4章:どうして日本の政治家はマーケティングが下手なのか?

・・・・・!!!!!☆超 超 超 超 超☆ お薦め!!!!! ・・・・・

MBA社長の「ロジカル・マネジメント」−私の方法   3/3
山田 修編
株式会社講談社 2002年3月6日発行 1800円

フィリップス・ライティング社など外資系4社でマネジメントに携わってきた、著者の実績を例にMBAで学んだことと実践の関わり合いを中心に経営について取り上げた1冊です。
著者は必ず経営に着手した会社は、結果として会社の売上を伸ばすという実績を持った素晴らしい方のようです。
最初の読み出しから前半はチョット傲慢な感じを受けますが、読み進めていくうちに印象が変わっていきます。目次を見ると結構興味を惹かれませんか?勉強になるし、それに面白いですよ!お薦め!

目次
はじめに
第一章:ロジカル・マネジメントとはなにか
1.「MBA」だからいったいなにができるのか?
2.MBAロジカル・マネジメントはどこでも通用するのか?
3.勝てるMBAロジカル・マネジメントとはなにか?
第二章:MBAマーケティング
1.売れる仕組みをどうつくるか?
2.ダメ企業の商品戦略をどう改革するか?
3.集客のためのマーケティング戦略をどうするか?
4.潜在顧客をあぶり出すにはどうしたらいいか?
第三章:MBAの組織戦略
1.組織に魂をどう吹き込むか?
2.組織の体質転換、体質強化をどう図るか?
3.これからの採用戦略をどう考えたらいいか?
4.「打てば響く」柔軟な組織にどうすれば変わるのか?
5.効果的なリストラの方法はあるか?
6.変革への邪魔者をどう排除するか?
第四章:MBAロジカル・マネジメントの管理・財務戦略
1.社内をもっと効率化、合理化するにはどうしたらいいのか?
2.改善・改革を誰にさせるか、やらせるか?
3.外部コンサルタントをどう活用すればいいのか?
4.会社の数字をどうとらえればいいのか?
5.適性な在庫をどうカウントすればいいのか?
6.健全なキャッシュ・フロー経営をどう実現するのか?
第五章:MBAのリーダーシップとコミュケーション戦略
1.どうすれば部下の心に火をつけられるのか?
2.リーダーのカリスマ性はどこからくるのか?
3ピンポイントで部下を活かす「1対1コミュニケーション」とはなにか?
4.部下の潜在能力をどう開発したらいいか?
5.パンチの効いた処遇をどう展開するか?
6.人の心を揺さぶるコミュニケーション力とは?
第六章:MBAの生涯管理マネンジメント戦略
1.効率の悪い工場をどうやれば改革できるのか?
2.品質を超える付加価値を考えたことがあるか?
3.改善、改革への「シナリオ・ライティング」を考えたことがあるか?
第七章:MBAロジカル・マネジメントの交渉力
1.勝つための戦略思考をどう立てるのか?
2.日本マーケット特有の壁をどう破るのか?
3.ストラジテック・アライアンスは、どうしたら成功するのか?
4.MBAロジカル・マネジメントを超える華人の「Win−Win」交渉
第八章:ウェブビジネス事業プランの立て方
1.マネジメントにおける「英断」を下すにはどうしたらいいのか?
2.スピード・マネジメントはどうすれば実現できるのか?
3.成功の確率を高める意思決定をどう実現するか?
4.公平な評価をはたして実現できるのか?
5.危機管理の成否で企業業績はどこまで影響を受けるのか?
6.合併、買収後の処理はどうなるのか?

・・・・・!!!!!☆超 超 超 超 超☆ お薦め!!!!! ・・・・・

図解でわかるeヘルスビジネス ITが医療を変える   3/3

霧生 廣・宮川智子編
日本能率協会マネジメントセンター 2001年10月1日発行 2000円

医療関係は、薬事法や複雑な医療制度があるためビジネスとして参入するのは難しい市場です。しかし、昨年、広告規制がゆるくなったり、会社組織としての法人化を認める方向性があったりとこれから大きく変化する市場になっています。
なかなか医療に関する知識を持ってる人はいないと思います。僕も単純に病院、医院、クリニックの区別さえわかりませんでした。
将来を見据えて研究する手始めに図解でわかりやすく、どうぞ!

目次
はじめに
第一章:e−Healthが医療のパラダイムを変える
第二章:日本の医療システムは制度疲労
第三章:少子高齢化の進展と健康観の変化
第四章:日本の医療はIT化が遅れている
第五章:医療システム改革のシナリオ
第六章:手強い医療消費者たち
第七章:患者中心の医療サービス
第八章:e−Healthが医療システム改革を加速する
第九章:米国のe−Health産業事情
第十章:日本のe−Health産業事情
第十一章:e−Healthの課題

・・・・・!!!!! お薦め対象外 !!!!! ・・・・・

さあ、チャレンジしてみよう Webプログラミング超入門  3/3
ゆんFactory著
株式会社すばる社 2002年1月24日発行 1800円

掲示板の作り方とかのページが多かったので、僕にはあまり役にたちませんでした。
しかし、プログラムの区別の説明が非常にわかりやすいのでJavaとJavaScriptの違いがわからない人ASPって何だ?という人には前半部が役立ちます。

PART1:Webプログラムとは
PART2:Webプログラミングの基礎
PART3:実践!Webプログラミング
PART4:Webプログラムのいろいろ
PART5:知っていると便利なネットワーク設定

・・・・・!!!!! お薦め対象外 !!!!! ・・・・・
私でも面白いほどわかる 決算書  3/3
宝島社 2002年1月22日発行 838円

多分、書店で目にした人は多いと思う宝島社から出版されたムック本です。自営か役員でもやってるか、株をやってる人以外はそんなに決算書を見る機会は少ないのでは?しかし、今のサラリーマンには経営的視点も要求される時代になっていますから関係ないとは言わず決算書の見方位は知っておいたほうが絶対にいいはずです。僕も数字は苦手ですがもう一度思い出すために読んでみました。知ってるつもりでちゃんと理解できてなかったようです。

・・・・・!!!!! お薦め対象外 !!!!! ・・・・・

成功するウェブサイト運営の7か条
企業の価値を高めるサイトの企画・運営  2/23
村山哲治・高橋弘編
株式会社IDGジャパン 2001年12月25日発行 1600円

様々なウェブサイト運営の本が出版されていますが、一味違ったこの本はお薦めです。
どこが違うかというとハウツウ本やノウハウ本にありがちな実践では?となってしまうことがなく、現場のリアル感が詰まっています。
それゆえにウェブマスターやウェブビジネスに関わっている人には、中々役立つ内容だと思います。当然、ウェブマスターとして外注への発注時に気をつける点なども理解しやすいです。当然、誌面に限界がるでしょうから深く書ききれたいないとは思いますが、そこから後は自分で勉強ですね!特に留意点が必ず抜き出されているので、手帳にでもまとめておくと利用価値が高そうだな〜。しかし、この本に限らず仕事に役立つ本が2,000円前後で買えるのだから多いに利用したいものです。

目次
はじめに
第一部 ウェブサイト運営の7か条
第一章:サイト利用者を絞り込め
1.ユーザー選別4つの方法
2.利用者を明確にしたB to Cウェブサイト
3.B to Bは市場格差を拡大
第二章:運営の目的を明確に
1.サイト運営の五つの目的
2.フィードバックによるコミュニケーションの活性化
第三章:ビジネスモデルを明確に
1.コンテンツスタイルを決める
2.サービススタイルを決める
3.マーケティングスタイルを決める
第四章:ウェブにはウェブの表現を
1.ウェブサイトはナビケーション表現が命
2.ライティングテクニック
3.ビジュアル表現で注意すべきこと
第五章:ウェブマスターの役割
1.ウェブマスターに求められる4つの知識
2.ウェブマスターに求められる4つの能力
第六章:会社に認知されたサイト運営
第七章:ユーザーコミュニケーションこそサイトの命
1.コミュニティ構築のステップ
2.ユーザーの囲い込みから育成まで

第二部 運営の実践
第八章:ウェブビジネス事業プランの立て方
第九章:ウェブマーケティングの実践
第十章:ウェブサポート外部業者の選定と業務の進め方

・・・・・!!!!! 超 超 超 超 超  お薦め!!!!! ・・・・・
ビジネスプラン策定シナリオ  2/17
HRインスティテュート著 野口吉昭編
株式会社かんき出版 2001年9月18日発行 2600円

僕は今、この本をテキストにしたWBTを受講しているため感想は省略します。ここにきている人達なら目次を読めば内容は推測できると思います。
特に新規ビジネスを始めたい人や新規事業に関わる人にはお薦めです。

目次
はじめに
プロローグ:ビジネスプラン策定の手順
1.ビジネスモデルとは何か
2.ビジネスプランの種類と策定のタイミング
3.良いビジネスプランはどこが優れているか?
4.10のステップでビジネスプランを策定する
5.ビジネスモデル&ビジネスプランのプラットフォーム
第一章:ビジネスモデルの背景・問題意識を明確にする
1.ビジネスモデルのアイデアはどうやって生まれているのか?
2.アイデアが生まれた背景・問題意識を整理する
3.ビジネスモデルの背景・問題意識を描く
第二章:ビジネスモデル・コンセプトを仮説化する
1.ターゲットを明確にする
2.ベネフィット&ソリューションを明確にする
3.利用シーンからビジネスモデルの具体的なイメージ化をつかむ
4.ビジネスモデル・コンセプトの仮説を構築する
第三章:コンセプトの仮説を検証する
1.情報収集の方法論
2.調査を実施する
3.調査レポートを作成する
4.市場&競合分析で仮説を精緻化する
第四章:ベンチマーキング&ベストプラクティス分析を実施する
1.ベンチマーキング分析の概要
2.ベンチマーキング分析を実施する
3.ベストプラクティスによって「いいとこ取り」をする
4.市場&競合分析で仮説を精緻化する
第五章:ドメインを決定する
1.ターゲット&ベネフィット&ソリューションを体系化する
2.ビジネスモデル・コンセプト体系を構築する
3.ビジネス・ドメインをまとめる
4.ビジネスモデル構造をまとめる
5.ビジネスモデル特許のテーマを整理する
第六章:市場規模を算定する
1.何をもって「市場規模」とするのか?
2.市場規模算定の方法論
3.市場規模を算定する
第七章:ビジネス・ビジョンを設定する
1.ビジネス理念を決める
2.定量目標・定性目標を設定する
第八章:ビジネス戦略体系を構築する
1.ビジネス戦略体系の考え方
2.戦略オプションを3つ〜5つ考える
3.基本戦略を決定する
4.個別戦略をチャートで表現する
第九章:ビジネス戦略をアクションに落とし込む
1.戦略ツリーの作り方
2.戦略ツリーからアクションプランに落とし込む
3.ビジネスモデル特許の最終検討と申請プロセス
第十章:事業収支プランを立てシミュレーションで検証する
1.事業収支プランを作成する際のポイント
2.「予想損益計算書」を作成する
3.「予想キャッシュフロー計算書」を作成する
4.事業収支シミュレーションする
5.資金調達の方法

・・・・・!!!!!☆超 超 超 超 超☆ お薦め!!!!! ・・・・・
ケース・スタディ企業風土改革 ここから会社は変わり始めた  2/10
柴田 昌治著
株式会社日本経済新聞社 1999年12月27日発行 1500円

「オフサイトミーティング」という手法を使い企業の風土改革について事例を取り混ぜながら方法・効果について理解しやすく書かれています。以前に紹介した「なぜ会社は変われないのか 危機突破の企業風土改革」が1冊を通してのフィクションでしたが、本著は幅広い事例でまとめられています。いわゆる経営コンサルティングという仕事から書かれたものなのですが「プロセス デザイナー」という呼称で呼ばれています。まさに改革のためのプロセスをデザインする訳ですから、まさにマッチングの良い呼び方だと思います。オフサイトミーティングがどんな結果をもたらすかは内容を読んでいただくとして、簡単にまとめると社員や経営陣、部署などを超えて一人一人が何をすべきか問題意識を持って行動する意識を覚醒させるための手法です。本として読んでしまうと「こんなに上手くいくの?」と思ってしまいますが抜本解決をするためには絶対に必要なことだとも思いました。

目次
プロローグ:オフサイトミーティングから仕事の仕組みへ改革へ
第一章:風土改革をどのようにスタートするか
第二章:ネットワークを広げる
1.周囲との関係を変えていく
2.自分を生かせる仕事を見つける
3.職場を前向きにしていく
4.株式公開のステップ
5.「資産流動化」で資金を調達する
第三章:「場づくり」を成功させる条件
1.「場」を準備する
2.「場」で話し合いをコーディネイトする
3.「場」を次につなげる
第四章:初期のオフサイトミーティングから次の展開へ
1.オフサイトで出た課題をフォロー
2.女性世話人をが行く
第五章:プロセスをデザインする
1.問題意識は共有できた、それからどうする
2.障害を乗り越える知恵
3.二人の後継者に承継させる
4.「MBO」で社員に継がせる
第六章:風土改革に見るドラマ
あとがき

・・・・・!!!!!超 超 超 超  お薦め !!!!! ・・・・・
挑発するメディア 2ちゃんねる宣言 2/10
井上トシユキ+神宮前org著
株式会社文藝春秋日本経済新聞社 2001年12月10日発行 1476円

僕も毎日見ている「2ちゃんねる」、知らない人もいるかも知れませんので簡単に説明するとインターネット上に「2ちゃんねる」という様々なジャンルについての掲示板がまとまっていて、そのジャンル毎にさらに細かいテーマがあり、各自が興味のあるテーマについて読んだり書いたりする掲示板というコミュケーションの集合体です。どちらかというと様々な事件に関連してしまい悪評が伝わっているかもしれません。しかし、雑誌やマスコミなどからは得られないような情報があったりと中々なものです。さて、本著ですがその管理人であるひろゆき氏にインタビューという形で2ちゃんねるについてわかるような内容になっています。また、田原総一郎、宮台真司、糸井重里、山形浩生の各氏との対談もあったりします。まあ、僕個人としてはこの対談はどうかなとは思いました。なんか無理やり・・わかりますよね!個人的希望としては2ちゃんねるの立上げから現在まで本当に大きな事件もあったのですからインサイドストーリーだったら読み応えがあっただろうなと思います。
まあ、興味のある人はどうぞという感じです。

・・・・・!!!!!  お薦め !!!!! ・・・・・

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